紀見峠駅
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紀見峠駅(きみとうげえき)は、和歌山県橋本市矢倉脇にある、南海電気鉄道高野線の駅。名称の由来は紀見峠。
単線時代からの在来駅であるが、自動改札機や自動精算機、そしてICカード用チャージ機やインターホンなど近代的な設備が整う。
北隣の天見駅とは3.7㎞離れており、高野線では駅間距離が最も長い。
駅構造
相対式2面2線のホームを持つ地平駅。ホーム有効長は8両。駅舎は高野山方面ホームにあり、難波方面ホームへは地下道で連絡している。ホームの柵は薄い緑色に塗られている。(同じく快速急行通過駅である千早口駅・天見駅も、柵には特徴的な色が塗られている)
無人駅となっており、橋本駅からの遠隔管理を受ける。当駅のポケット時刻表は隣の林間田園都市駅で貰うことが出来る。
当駅から御幸辻駅までの複線化工事が始まったばかりの頃には、今はなき橋谷信号所とともにそれまでの島式ホーム1面2線から一時交換不能な棒線駅として扱っていたことがあった。
1 | テンプレート:Color高野線(下り) | 高野山方面 |
---|---|---|
2 | テンプレート:Color高野線(上り) | なんば方面 |
利用状況
主に大阪・堺都市圏への通勤・通学客(いわゆる"和歌山府民"のこと)が利用しているほか、橋本への通学生もわずかながらある。
2012年度の一日平均乗降人員は746人[1]で、南海の駅(100駅)では75位[1]、高野線(難波-極楽橋間の42駅)では31位[1]である。
各年度の1日平均乗降人員数は下表のとおり。
年度 | 乗降人員 | 順位 | 出典 |
---|---|---|---|
1985年(昭和60年) | 685 | - | [2] |
1990年(平成 2年) | 710 | - | [2] |
1995年(平成 7年) | 946 | - | [2] |
2000年(平成12年) | 976 | - | [2] |
2001年(平成13年) | 945 | - | [2] |
2002年(平成14年) | 914 | - | [2] |
2003年(平成15年) | 917 | - | [2] |
2004年(平成16年) | 870 | 80位 | [2] |
2005年(平成17年) | 829 | - | [2] |
2006年(平成18年) | 830 | - | [2] |
2007年(平成19年) | 854 | - | [2] |
2008年(平成20年) | 896 | - | [2] |
2009年(平成21年) | 865 | - | [2] |
2010年(平成22年) | 803 | - | [2] |
2011年(平成23年) | 733 | 75位 | [1] |
駅周辺
駅周辺は昔ながらの集落となっている。
歴史
- 1915年(大正4年)
- 1922年(大正11年)9月6日:会社合併により南海鉄道の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日:会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
- 1947年(昭和22年)6月1日:路線譲渡により南海電気鉄道の駅となる。
- 1979年(昭和54年)5月26日:天見駅 - 当駅間複線化。
- 1983年(昭和58年)6月5日:当駅 - 御幸辻駅間複線化、同時に駅ホームがリニューアル。
隣の駅
- 南海電気鉄道
- テンプレート:Color高野線
- テンプレート:Color快速急行
- 通過
- テンプレート:Color急行・テンプレート:Color区間急行・テンプレート:Color各駅停車
- テンプレート:Color快速急行