紀元前380年
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テンプレート:Yearbox 紀元前380年は、ローマ暦の年である。当時は、「ポプリコラ、ポプリコラ、マルギネシス、ラナトゥス、ペティクス、マメルキヌス、フィデナス、クラッスス、ムギラヌスが護民官に就任した年」として知られていた(もしくは、それほど使われてはいないが、ローマ建国紀元374年)。紀年法として西暦(キリスト紀元)がヨーロッパで広く普及した中世時代初期以降、この年は紀元前380年と表記されるのが一般的となった。
できごと
ペルシア帝国
- ペルシア帝国はアテナイに圧力をかけ、エジプトから将軍カブリアス (Chabrias) を撤退させた。カブリアスはそれまでに、エジプトの歴代ファラオを支援し、アケメネス朝ペルシア帝国からのエジプトの独立を堅持していた。
エジプト
- エジプトのファラオだったハコルが死去し、息子の ネフェリテス2世 (Nefaarud II) が後を継ぐが、1年もたたない間にネクタネボ1世によって追放され、第29王朝 (Twenty-ninth dynasty of Egypt) は途絶えた。ネクタネボ(より正確にはナクトネブエフ)は、エジプト第30王朝 (Thirtieth dynasty of Egypt) 初代のファラオとなった。
ギリシア
- クレオンブロトス1世が、兄アゲシポリス1世の跡を継いでスパルタ王となる。
芸術
- 一部の歴史家が「リッチ・スタイル (rich style)」と称する様式が、ギリシアで終焉を迎える。
誕生
死去
- アゲシポリス1世 - スパルタ王
- キュテラのピロクセノス (Philoxenus of Cythera) - ギリシアのディテュランボス(酒神讃歌)詩人(紀元前435年ころ生)
- ハコル - エジプト第29王朝 (Twenty-ninth dynasty of Egypt) のファラオ
- ネフェリテス2世 (Nefaarud II) - ハコルの息子、エジプト第29王朝最後のファラオ