笠師保駅
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テンプレート:駅情報 笠師保駅(かさしほえき)は、石川県七尾市中島町塩津にある、のと鉄道七尾線の駅である。
駅概要
愛称は「恋火駅(こいびえき)」。7月下旬に開催される能登キリコ祭りの一つである「塩津かがり火恋祭り」が由来である。七尾西湾には中島地区名産のカキの養殖場がある。
駅舎は線路東側の石川県道253号豊田笠師保停車場線沿いにあり、西側の国道249号とは直接つながっていない。
駅構内
穴水方面に向かって右側に単式ホーム1面1線を有する地上駅(停留所)。終日無人駅であり、駅舎には窓口も残っているものの使われていない。
駅周辺
- 石川県北部家畜保健衛生所
- 笠師保郵便局
- 唐島神社
- 塩津海水浴場
- 正永寺
- 七尾協同漁業漁村センター
- 日面神社
路線バス
当駅前よりコミュニティバス「中島げんきバス」が週3日(月曜日・水曜日・金曜日)、当駅前に設置されている「笠師保駅」バス停に停車している。
停留所 | バス会社 | 路線 | 行先 |
---|---|---|---|
笠師保駅 | 中島げんきバス | 笠師保方面: | すこやか行き、大覚寺前バス停行き |
これとは別に、北鉄能登バスの「笠師保駅前」バス停が設置されており、七尾駅前行き(七富線)が運行されているものの、当駅からやや南方向に設置されている踏切を渡った国道249号沿いに設置されている上、便数は平日朝の1便のみとなっている。北鉄奥能登バスの輪島和倉特急線は通過する。
停留所 | バス会社 | 路線 | 行先 |
---|---|---|---|
笠師保駅前 | 北鉄能登バス | 七富線: | 七尾駅前行き |
歴史
- 1928年(昭和3年)10月31日 - 鉄道省(国鉄)七尾線 和倉温泉駅 - 能登中島駅間延伸と同時に開業。
- 1960年(昭和35年)4月1日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1972年(昭和47年)3月15日 - 無人駅化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 1991年(平成3年)9月1日 - 七尾線 和倉温泉駅 - 輪島駅間がのと鉄道に転換されたことにより同社の駅となる。
隣の駅
- のと鉄道
- テンプレート:Color七尾線