竹内功

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テンプレート:存命人物の出典明記 テンプレート:政治家 竹内 功(たけうち いさお、1951年12月18日 - )は、日本政治家建設国土交通官僚鳥取県鳥取市長(3期)。

概要

鳥取県鳥取市生まれ。生家は材木商。鳥取県立鳥取西高等学校東京大学法学部卒業。1974年建設省(現国土交通省)に入省。1979年アメリカ合衆国ワシントン大学で行政学博士号を取得。帰国後は綿貫民輔建設大臣秘書官や建設大臣官房政策課統括計画官、建設省住宅局住宅企画官、鳥取県企画部長、建設省住宅局民間住宅課長、建設省住宅局住宅総務課長、国土交通省中国地方整備局副局長等の役職を歴任した他、鳥取県島根県に出向。2001年8月、国土交通省を退官。

2002年4月7日に行われた鳥取市長選挙に出馬。現職の西尾迢富ら3候補を破り、初当選を果たした[1]。同年4月15日、市長就任[2]2006年、再選。2010年、3回目の当選。

2013年11月26日、来年の春予定される市長選に「健康不安」を理由に出馬しない意向を表明した[3]

2014年4月14日、任期満了により退任。

人物

住民投票に対する姿勢

鳥取市庁舎が老朽化の進行によって耐震強度が不足するようになったことから、耐震改修を実施するか、新築移転するかで論議となっていた。2012年5月に実施された住民投票では、耐震改修案が新築移転案を上回り、竹内は当初、住民投票結果を尊重するとしていたが、その後2013年になって、市議会で新築移転に方針転換することを表明した。これに対して耐震改修派の住民から「住民投票結果を軽視するものだ」との反発の声が多く上がっている[4]。同年11月8日、竹内は旧市立病院跡地に約65億6000万円をかけて庁舎を新築する案を正式に表明。これに対し市民団体から「民意の無視だ」として批判が強まっている[5]

脚注

  1. ザ選挙 - 鳥取市長選挙(2002/04/07投票)結果
  2. 2.0 2.1 鳥取市公式ウェブサイト:竹内市長プロフィール
  3. テンプレート:Cite news
  4. 鳥取市長:住民投票結果と逆 市役所新築移転を議会で表明 毎日新聞 2013年6月8日
  5. 鳥取市庁舎は新築移転に 中国新聞 2013年11月9日

外部リンク


先代:
西尾迢富
25x20px 鳥取県鳥取市長
第20代:2002年 - 2014年
次代:
深澤義彦

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