積志駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
積志駅(せきしえき)は、静岡県浜松市東区積志町にある遠州鉄道鉄道線の駅。
駅構造
島式ホーム1面2線の地上駅。駅舎はあるが、終日無人駅である。
駐輪場(収容292台)は駅の北西に存在する。
早朝深夜の一部時間帯を除き、列車交換が行われる。構内踏切位置の関係上、上り新浜松方面列車が西側ホーム、下り西鹿島方面列車が東側ホームを使用する。当路線の一般的な列車交換駅とはホームの使われ方が正反対である。
利用状況
2011年度(平成24年度)の1日平均の乗車人員は853人、降車人員は827人である。乗降者数は遠州鉄道鉄道線の全18駅中15位[1]。主として通学・通勤用に利用される。
1982年度(昭和57年度)以降の1日平均の乗車人員は次の表のとおりである。
1日平均の乗車人員の推移 | ||
---|---|---|
年度 | 遠州鉄道 | 出典・備考 |
1982年度(昭和57年度) | 760 人 | [2] |
1983年度(昭和58年度) | 749 人 | [3] |
1984年度(昭和59年度) | 738 人 | [4] |
1985年度(昭和60年度) | 742 人 | [5] |
1986年度(昭和61年度) | 758 人 | [6] |
1987年度(昭和62年度) | 775 人 | [7] |
1988年度(昭和63年度) | 832 人 | [8] |
1989年度(平成元年度) | 856 人 | [9] |
1990年度(平成2年度) | 890 人 | [10] |
1991年度(平成3年度) | 988 人 | [11] |
1992年度(平成4年度) | 1,006 人 | [12] |
1993年度(平成5年度) | 990 人 | [13] |
1994年度(平成6年度) | 1,014 人 | [14] |
1995年度(平成7年度) | 965 人 | [15] |
1996年度(平成8年度) | 933 人 | [16] |
1997年度(平成9年度) | 940 人 | [17] |
1998年度(平成10年度) | 925 人 | [18] |
1999年度(平成11年度) | 887 人 | [19] |
2000年度(平成12年度) | 911 人 | [20] |
2001年度(平成13年度) | 919 人 | [21] |
2002年度(平成14年度) | 877 人 | [22] |
2003年度(平成15年度) | 898 人 | [23] |
2004年度(平成16年度) | 905 人 | [24] |
2005年度(平成17年度) | 890 人 | [25] |
2006年度(平成18年度) | 903 人 | [26] |
2007年度(平成19年度) | 886 人 | [27] |
2008年度(平成20年度) | 884 人 | [28] |
2009年度(平成21年度) | 866 人 | [29] |
2010年度(平成22年度) | 838 人 | [30] |
2011年度(平成23年度) | 830 人 | [31] |
2012年度(平成24年度) | 853 人 | [1] |
駅周辺
- 浜松市積志協働センター
- 浜松市立積志図書館
- 浜松市立積志小学校
- 浜松市立積志中学校
- 浜松日体中学校・高等学校(徒歩30分)
- 浜松医科大学(徒歩25分)
バス路線
- きたぞう (積志駅東バス停)- 浜松北病院シャトルバス。 ※浜松北病院利用者のみ乗降可。
歴史
駅名の由来
開業当時の地名は浜名郡積志村大字上大瀬だったため仮駅名は大瀬駅や上大瀬駅であったが、駅設置時に土地を提供した地主からの要望で松木駅と命名された。その後、1955年に積志村が浜松市に編入され浜松市積志町に改名されたことから駅名も現在の積志駅に変更された。
「積志」の地名は企業の名称から取られた全国でも珍しい地名で、その由来は1875年に当地に設立された地域の教育や産学を振興させるための組織である「積志講社(積志銀行)」にちなむ。当時浜松県令を務めていた林厚徳が前漢の思想書「淮南子」に記された「私を制し公に譲り、小を積みて大に致す」という一文を取り上げて「積志講社」と名付けたのが始まり。その後1908年に有玉村、中郡村、小野田村半田が合併したときに「積志の名の通り、3つの村が富を積められるため同じ意志を持てるように」という意味合いで正式に積志村に改称した。
隣の駅
脚注
関連項目
テンプレート:遠州鉄道鉄道線- ↑ 1.0 1.1 『静岡県統計年鑑 平成24年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ↑ 『静岡県統計年鑑 昭和57年』 (テンプレート:全国書誌番号) p.280
- ↑ 『静岡県統計年鑑 昭和58年』 (テンプレート:全国書誌番号) p.280
- ↑ 『静岡県統計年鑑 昭和59年』 (書誌情報) p.280
- ↑ 『静岡県統計年鑑 昭和60年』 運輸・通信 私鉄運輸状況
- ↑ 『静岡県統計年鑑 昭和61年』 運輸・通信 私鉄運輸状況
- ↑ 『静岡県統計年鑑 昭和62年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ↑ 『静岡県統計年鑑 昭和63年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ↑ 『静岡県統計年鑑 平成元年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ↑ 『静岡県統計年鑑 平成2年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ↑ 『静岡県統計年鑑 平成3年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ↑ 『静岡県統計年鑑 平成4年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ↑ 『静岡県統計年鑑 平成5年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ↑ 『静岡県統計年鑑 平成6年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ↑ 『静岡県統計年鑑 平成7年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ↑ 『静岡県統計年鑑 平成8年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ↑ 『静岡県統計年鑑 平成9年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ↑ 『静岡県統計年鑑 平成10年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ↑ 『静岡県統計年鑑 平成11年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ↑ 『静岡県統計年鑑 平成12年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ↑ 『静岡県統計年鑑 平成13年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ↑ 『静岡県統計年鑑 平成14年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ↑ 『静岡県統計年鑑 平成15年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ↑ 『静岡県統計年鑑 平成16年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ↑ 『静岡県統計年鑑 平成17年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ↑ 『静岡県統計年鑑 平成18年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ↑ 『静岡県統計年鑑 平成19年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ↑ 『静岡県統計年鑑 平成20年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ↑ 『静岡県統計年鑑 平成21年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ↑ 『静岡県統計年鑑 平成22年』 運輸・通信 鉄道運輸状況
- ↑ 『静岡県統計年鑑 平成23年』 運輸・通信 鉄道運輸状況