磐田バイパス

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テンプレート:Pathnav テンプレート:Infobox road 磐田バイパス(いわたバイパス)は、静岡県磐田市中心部を迂回し、磐田市街地を抜ける国道1号バイパス。有料道路(2005年に無料化)であったため、旧道は国道1号の指定が残っている。

概要

信号が全くないバイパスだが、朝・夕方の通勤ラッシュ時は天竜川をわたる国道1号の新天竜川橋(磐田バイパスはこの橋の東端から磐田方面に延びている)あるいは豊田東IC - 見付IC周辺を先頭に渋滞する(詳しくは問題点と解決法・効果の項と、各インターチェンジの項を参照のこと)。自動車専用道路ではないので、50cc以下の原付も通行可能。

  • 起点 : 静岡県磐田市岩井
  • 終点 : 静岡県磐田市小立野
  • 総延長 : 7.2km
  • 車線数 : 三ヶ野IC-小立野IC間(4車線)・新天竜川橋(8車線)

歴史

問題点と解決法・効果

このバイパスは、もともと磐田市中心部に走っている現道の慢性的な渋滞を緩和させる目的で作られたが、朝夕の通勤ラッシュ時は新天竜川橋を先頭に慢性的な渋滞を引き起こし、長年の課題となっていた。そこで、渋滞解消に向けて1990年代後半頃から、新天拡幅事業の計画を立ち上げ、2002年頃から約6年かけて新新天竜川橋新設工事と、新天竜川橋周辺の拡幅工事が行われた。

しかし、2005年3月30日の無料開放により交通量が激増し、本バイパス区間では、時間・場所を問わず渋滞が頻発する事となった。また、事故が増え、通行止めにされる事も度々あった。これらの傾向は、旧豊田町内に於いて顕著であった。

このような中、国道1号新天竜川橋拡幅事業がほぼ完了した事、および、磐田市をはじめとする周辺自治体や道路利用者の要望もあり、2008年度(平成20年度)に、全線4車線化が新規事業として採択された。全体事業費53億円、開通から32年後の2013年(平成25年)3月に事業完了した。

無料化前は、料金所のある見付IC - 岩井IC間を避けるために、バイパスの側道を走る車が多かった。隣の袋井バイパスとは異なり、山を切り開いて造られたバイパスであるため、側道が狭く険しいが、一方通行のため対向車が来ることはなかったが、静岡県道277号磐田山梨線交点以東は、一方通行が解除され、上り・下り共にバイパス南側の側道を通行するため、すれ違いがかなり困難であった。無料化によりその問題点が解消された。見付IC - 岩井IC間の側道は、上記の通り、狭く険しいため、大型貨物自動車及び大型特殊自動車の通行は禁止である。

接続するバイパスの位置関係

(東京方面)袋井バイパス - 磐田バイパス - 浜松バイパス(大阪方面)

インターチェンジなど

施設名 接続路線名 備考 所在地
国道1号袋井バイパス静岡沼津方面
三ヶ野IC 国道1号現道、静岡県道413号磐田袋井線 浜松方面出入口、静岡方面出口 磐田市
岩井IC 浜松・静岡方面出入口
磐田PA/TB - 2005年3月30日閉鎖
見付IC 静岡県道86号磐田インター線東名高速道路磐田IC 浜松・静岡方面出入口
豊田東IC 静岡県道44号磐田天竜線
加茂IC 静岡方面のみ接続
森岡IC 浜松・静岡方面出入口
小立野IC 国道1号現道、静岡県道262号豊田竜洋線 浜松方面のみ接続
国道1号浜松バイパス浜松豊橋方面

関連項目

外部リンク

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