袋井バイパス
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テンプレート:Pathnav テンプレート:Infobox road 袋井バイパス(ふくろいバイパス)は、静岡県掛川市から静岡県磐田市までを結ぶ国道1号バイパスである。沢田IC - 国本IC間の現道拡幅区間(平面交差部)と国本IC - 三ヶ野IC間の新設区間(高架部)からなる。通行料金は無料。自動車専用道路ではないので、50cc以下の原付も通行可能。
概要
- 起点 : 静岡県掛川市領家
- 終点 : 静岡県磐田市岩井
- 総延長 : 9.1km
- 車線数
- 沢田IC - 国本IC間 : 暫定4車線(6車線分の用地有)
- 国本IC - 堀越IC間 : 暫定2車線(4車線分の用地買収及び一部拡張高架設置済み、ただし未供用)
- 堀越IC - 三ヶ野IC間 : 完成4車線
歴史
- 1994年12月 : 沢田IC - 三ヶ野IC間開通に伴い全線開通(沢田IC - 国本IC間 (4.0km) 4車線、国本IC - 三ヶ野IC間 (5.1km) 暫定2車線)。
- 2012年12月20日 : 下り線・玉越小山IC → 三ヶ野IC間 片側2車線化。
- 2013年3月27日 : 下り線・堀越IC → 玉越小山IC間 片側2車線化[1]。
- 2013年3月28日 : 上り線・三ヶ野IC → 堀越IC間 片側2車線化[1]。
- 2015年度 : 国本IC - 堀越IC間 4車線化予定。これにより、全線 4車線化 完成。
当該道路の位置関係
(東京方面) - 掛川バイパス - 袋井バイパス - 磐田バイパス - (大阪方面)
インターチェンジなど
施設名 | 接続路線名 | 備考 | 所在地 |
---|---|---|---|
国道1号(掛川バイパス)静岡・沼津方面 | |||
沢田IC | 国道1号現道、静岡県道253号掛川袋井線 | 浜松・静岡方面出入口 | 掛川市 |
この間平面交差、信号あり | 静岡県道402号小笠山総合運動公園線 | エコパイベント時の混雑あり | 掛川市、袋井市 |
国本IC | 静岡県道413号磐田袋井線 | 浜松・静岡方面出入口 | 袋井市 |
久能IC | 静岡県道58号袋井春野線 | ||
堀越IC | 静岡県道61号浜北袋井線 | ||
玉越小山IC | 磐田市 | ||
三ヶ野IC | 国道1号現道、静岡県道413号磐田袋井線 | 浜松方面出入口、静岡方面出口 | |
国道1号(磐田バイパス)浜松・豊橋方面 |
問題点と解決法・効果
当バイパスの立体交差区間(国本~三ヶ野間)では、磐田バイパスと同様に車線数の割に交通量が多く、しばしば渋滞する事がある。また、2005年3月30日22時からの静岡県下有料国道1号バイパス(藤枝バイパス、掛川バイパス、磐田バイパス、浜名バイパス)無料化の影響で、東名高速を避ける大型貨物自動車の通行が一日を通じて多い。さらに平面交差区間(特に梅橋交差点付近)も、朝夕渋滞が激しく、エコパでイベントが行われると、ひどい渋滞に見舞われる。
このような中、国道1号新天竜川橋拡幅事業がほぼ完了したこと及び磐田バイパスの4車線化が事業決定したことを受けて、2009年(平成21年)度に、高架区間全線4車線化が新規事業として採択された。全体事業費140億円、開通から21年後の2015年(平成27年)の事業完了を目指している。また、地元自治体関係者より将来的な平面交差区間(沢田~国本間)の立体交差化を望む声が上がっている。
関連項目
脚注
外部リンク
- 国土交通省中部地方整備局
- 国土交通省浜松河川国道事務所
- 国道1号磐田袋井BP4車化
- テンプレート:PDF - 国土交通省道路局国道・防災課