矢田駅 (大阪府)
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テンプレート:駅情報 矢田駅(やたえき)は、大阪府大阪市東住吉区矢田二丁目にある、近畿日本鉄道(近鉄)南大阪線の駅。
駅構造
相対式2面2線ホームを持つ高架駅。ホーム有効長は6両。改札・コンコースは2階。ホームは3階にある。改札口は1ヶ所のみ。自動改札機は、オムロン製が設置されている。赤い自動改札機 (U-PG) は、出場時2枚一括処理、PiTaPa・ICOCA対応。
地上駅時代は島式ホーム2面4線で渡り線も設置され、上り側、下り側にそれぞれ別々の改札口があった(ただし、上下線乗り場間は行き来できなかった)が、高架化工事の際に撤去され、現在の様式になった。当駅には駅の営業所がある。
のりば
1 | テンプレート:Color南大阪線(下り) | 藤井寺・古市・橿原神宮前・吉野・河内長野・御所方面 |
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2 | テンプレート:Color南大阪線(上り) | 大阪阿部野橋行き |
- 構内案内表記は上記のようになっているが、御所方面へ直通する列車はないため最低でも1回は乗り換えを行わなければならない。
利用状況
- 2010年11月9日の調査結果によると、1日の乗降人員は9,360人[1]。
- 近鉄の全調査対象駅(287駅)中、76位。
- 南大阪線・吉野線の駅(43駅、他線接続駅含む)の中では、9位。
- 大阪府内の近鉄の駅(61駅)の中では、34位。
- 2008年11月18日の調査では、1日の乗降人員は10,173人。2005年11月8日の調査では10,961人。
特徴
- 大阪阿部野橋駅から大和川橋梁まで続く高架区間内の南端駅である。
- 駅長所在駅(普通列車のみ停車の駅長所在駅は、他に奈良線の八戸ノ里駅、生駒線の王寺駅がある)。管轄は針中野駅 - 河内天美駅間の各駅である[2]。
- コンコース階には、マクドナルドが出店していたが、2013年5月31日をもって営業を終了した。
- 1960年代までは当駅折り返し列車も存在した。現在の近鉄矢田変電所付近に、車両待機線があった。
駅周辺
- 大阪芸術大学短期大学部
- 大阪総合保育大学
- 大阪城南女子短期大学
- 城南学園中学校・高等学校
- 照ヶ丘矢田公園
- 矢田駅前商店街
- 近畿大阪銀行矢田支店
- のぞみ信用組合矢田支店
- ローソン
- 矢田駅前店(駅西側)
- 照ケ丘矢田三丁目店(駅東側)
- 路線バスは大阪市営バスの赤バス東住吉南ループの矢田駅停留所があったが、2013年3月31日をもって廃止された。直近の停留所は北側の長居公園通にある鷹合四丁目停留所(4号系統:地下鉄住之江公園・出戸バスターミナル行が停車)で約600m離れている。
歴史
- 1923年(大正12年)4月13日 - 大阪鉄道の大阪天王寺(現・大阪阿部野橋) - 布忍間開通時に開業。
- 1943年(昭和18年)2月1日 - 関西急行鉄道が大阪鉄道を合併。関西急行鉄道天王寺線の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日 - 戦時統合により関西急行鉄道が南海鉄道(現在の南海電気鉄道の前身。後に再独立)と合併。近畿日本鉄道南大阪線の駅となる。
- 1976年(昭和51年)2月21日 - 高架化。
- 2007年(平成19年)4月1日 - PiTaPa使用開始。
隣の駅
- 近畿日本鉄道
- 南大阪線
- テンプレート:Color急行・テンプレート:Color区間急行・テンプレート:Color準急
- 通過
- テンプレート:Color普通
- テンプレート:Color急行・テンプレート:Color区間急行・テンプレート:Color準急
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:Navbox- ↑ 近畿日本鉄道 駅別乗降人員
- ↑ 近畿日本鉄道総合企画部編『2010 HAND BOOK』(2010年9月)