滝山東照宮
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滝山東照宮(たきさん とうしょうぐう)は、愛知県岡崎市滝町にある神社(東照宮)。日光、久能山と並ぶ日本三大東照宮の一つとされることがある。
江戸時代に滝山寺の境内に創建されたため、滝山寺に隣接している。
歴史
正保元年(1644年)、徳川家光は徳川家康が生まれた岡崎城の近くにも東照宮を観請したいと考え、酒井忠勝、松平正綱らに命じてその場所の選定を行わせた。古跡であり家康もよく訪れていた滝山寺に観請するのが良いということになり、正保3年(1646年)9月17日に創建された。
創建以来、滝山寺が別当職を兼務(別当寺)してきたが、明治6年(1873年)の神仏分離により、滝山寺の運営から独立して独自の神官が選任され、無格社に列せられた。
大正5年(1917年)、附近の白山社、日吉社を合祀して社名を常磐神社と改め、村社に昇格した。大正12年(1924年)にはさらに稲荷社、若一皇子社、荒神社、神明社を合祀した。
昭和28年(1953年)11月、本殿ほかが国の重要文化財に指定された。翌29年(1954年)8月17日、社名をかつての滝山東照宮に戻した。昭和44年(1969年)より社殿の復元・大修理が行われ、昭和46年(1971年)に完工した。
文化財
建造物
- 岡崎市指定文化財
- 日吉山王社本殿[1]
美術工芸品
- 重要文化財
- 岡崎市指定文化財