温湯温泉 (宮城県)

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テンプレート:日本の温泉地 温湯温泉(ぬるゆおんせん)は、宮城県栗原市(旧国陸奥国、明治以降は陸前国)にある温泉。

アクセス

泉質

  • ナトリウム-塩化物泉

温泉街

日本秘湯を守る会に加盟している一軒宿佐藤旅館が存在。

明治時代〜昭和初期にかけて建築された、ノスタルジックな旧館の中庭を旧街道が通っている。当時としては非常にモダンな建物で、かつて地元の社交場としてにぎわったという。

栗原市営の公共温泉宿泊施設「温湯山荘」もある。

歴史

開湯は平安時代の末期。

奥州藤原氏三代藤原秀衡がこの地に湯神社を祭祀したと言われている。

古くは「寒湯」と書き、江戸時代には「仙台藩仙北御境目寒湯御番所」が置かれていた。

明治時代に栗駒山の火山活動の活発化により湯温が上昇し、それに伴って温泉名も「温湯」と改められた。

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