温泉津駅
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温泉津駅(ゆのつえき)は、島根県大田市温泉津町小浜にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅である。難読駅名として知られている。
世界遺産「石見銀山遺跡とその文化的景観」の内に登録されている温泉津温泉への玄関口の駅である。
駅構造
島式ホーム1面2線を持ち、列車交換が可能な地上駅。駅舎は線路から見て海側の益田寄りにあり、ホームの間には構内踏切がある。上下線とも両方向の入線・発車に対応しているが、一線スルーにはなっていない。
駅舎はJA石見銀山温泉津支所との合築で、そのJAに出札業務が受託された簡易委託駅となっている。窓口では平日日中のみPOS端末による発券を行う。浜田鉄道部が管理している。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1(駅舎側) | テンプレート:Color山陰本線 | 上り | 出雲市・松江方面 |
2(反対側) | テンプレート:Color山陰本線 | 下り | 浜田・益田方面 |
※実際には上記ののりば番号標はない。上記の番号は列車運転指令上の番線番号である。
駅周辺
駅は湾奥にある集落の山手方の端にある。
利用状況
1日平均の乗車人員は95人である(2010年度)。2004年度は132人、1994年度は255人、1984年度は430人だった。近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1999 | 178 |
2000 | 178 |
2001 | 158 |
2002 | 149 |
2003 | 149 |
2004 | 132 |
2005 | 131 |
2006 | 125 |
2007 | 121 |
2008 | 120 |
2009 | 98 |
2010 | 95 |
歴史
ファイル:Yunotsu Station -温泉津駅- (4085590466).jpg
旧駅舎(1990年頃)
- 1918年(大正7年)11月25日 - 国有鉄道山陰本線の仁万駅 - 浅利駅間延伸時に開業。客貨取扱を開始。
- 1973年(昭和48年)6月15日 - 貨物取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 2004年(平成16年)7月1日 - 新駅舎完成。出札業務をJAに委託。
隣の駅
※特急「スーパーまつかぜ」「スーパーおき」(双方合わせたうちの半数が停車)・快速「アクアライナー」(当駅には全て停車)の隣の停車駅は各列車記事を参照のこと。
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color山陰本線