武帝 (南朝斉)

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テンプレート:基礎情報 中国君主 テンプレート:Wikisourcelang テンプレート:Wikisourcelang 武帝(ぶてい)は、南朝(南斉)の第2代皇帝。姓蕭賾(しょう さく)。高帝蕭道成の長男。

生涯

父帝の死により即位する。即位後は国力増強に力を注ぎ、大規模な検地を実施した。あまりに厳しい検地であったため、逆に農民の反発を招くこととなってしまったこともあったが、反乱自体は微弱なものに過ぎず、検地は結果的に大成功したという。

また戸籍を整理したり、貴族の利権を削減して皇帝権力の強化に務めるなどの政治手腕を見せた。このため、武帝は南朝における名君の一人として讃えられている。

なお、武帝の子孫は後に従弟の蕭鸞(明帝)が即位すると皆殺しにされている。

妻子

后妃

  • 武穆皇后裴恵昭
  • 范貴妃
  • 羊貴嬪
  • 張淑妃
  • 荀昭華
  • 周淑儀
  • 王淑儀
  • 江淑儀
  • 阮淑媛
  • 蔡婕妤
  • 顔婕妤
  • 楽容華
  • 傅充華
  • 何充華
  • 謝昭儀
  • 庾昭容
  • 謝宮人

  • 呉県公主(長女、王観に嫁ぐ)
  • 長城公主(次女、何敬容に嫁ぐ)
  • 武康公主(三女、徐演に嫁ぐ)
先代:
高帝
の第2代皇帝
482年 - 493年
次代:
廃帝鬱林王
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