格闘漫画

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テンプレート:独自研究 格闘漫画(かくとうまんが)とは、日本における漫画ジャンルの一つ。主に格闘技(による戦闘)を題材とした作品を指す。バトル漫画とも称される。

概要

実際の格闘家や、武道家などを主人公とした伝記的な要素を含む「実録漫画」と、作品そのものはオリジナルである「フィクション漫画」とに分けられる。

福井英一の柔道漫画『イガグリくん[1]から始まったジャンルだとされる。さらに源流を辿ると、絵物語や熱血小説にまでたどり着く。その後、梶原一騎の原作を、ちばてつやあしたのジョー)、中城健四角いジャングル)、つのだじろう影丸穣也空手バカ一代)などが作画担当として手掛け、話題を呼んだ。

このジャンルは数多くの派生系を生み出しており、ゆでたまご作の『キン肉マン』のように、現実の枠にとらわれないアクションを描いたものや、架空の格闘技や超常的な特殊能力や技術をもって、試合形式の格闘を行う作品も多い。その他、牛次郎原作・神矢みのる作画『プラレス3四郎』やCLAMP作『ANGELIC LAYER』のように、戦うのは小型のロボット(人形)で主人公はその操縦者・所有者という、格闘と玩具・ホビー的な要素を混合した作品も存在する。

ジャンルとしての特徴

とりわけ少年漫画の分野において人気を獲得しやすいジャンルの1つとされる。そのため、読者アンケートの結果を重視する雑誌においては、冒険活劇ラブコメディなど異なる方向性でスタートした作品が、ストーリーの中途から格闘・アクション的な要素を見せ始め、やがては路線そのものを格闘主体へと変更してゆく場合もある。

主に格闘技を駆使する漫画は「格闘漫画」と名称するが、超能力魔法などといった架空の武器・能力を中心的に駆使する漫画は便宜上として「バトル漫画」、「バトルアクション漫画」、「能力バトル漫画」とも称される。

主な作品

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脚注

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  1. テンプレート:Jコミ(外部リンク)

関連項目