松蔭大学
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テンプレート:Infobox 松蔭大学(しょういんだいがく、テンプレート:Lang-en)は、神奈川県厚木市森の里若宮9-1に本部を置く日本の私立大学である。2000年に設置された。大学の略称は松蔭大。 「知行合一」を教育理念としている。松蔭女子大学を2004年に共学化した、新しい大学である。同一法人が経営する系列校に松蔭中学校・高等学校、松蔭幼稚園がある。兵庫県にある神戸松蔭女子学院大学は別系列。首都圏西部大学単位互換協定会協定校。
目次
沿革
- 1941年 松蔭女学校を創立
- 1948年
- 松蔭女学校を松蔭中学校・高等学校と改称(女子のみ。2005年度より共学化)
- 松蔭幼稚園を開園
- 1949年 松蔭女子専門学院を開校(各種学校。2014年3月廃止)
- 1985年 松蔭女子短期大学を開学(2000年募集停止、2001年閉学)
- 2000年 松蔭女子大学を開学し、経営文化学部(ビジネスマネジメント学科、異文化コミュニケーション学科)を設置
- 2004年 共学化し松蔭大学に改称。異文化コミュニケーション学部(異文化コミュニケーション学科)を設置(経営文化学部異文化コミュニケーション学科を改組)
- 2004年 神奈川県平塚市に土地を取得、松蔭大学湘南キャンパスとする
- 2006年 松蔭大学大学院経営管理研究科経営管理専攻(修士課程)を設置
- 2007年4月15日から小田急線本厚木駅北口、ミロードⅡに設置された大型スクリーン「あつぎビジョン」で松蔭大学のCM放送が開始。毎時15分15秒、18分15秒、35分15秒、38分15秒 の4回/時間放映
- 2009年 観光文化学部観光文化学科を設置。厚木ステーションキャンパス完成
- 2012年
- 異文化コミュニケーション学部をコミュニケーション文化学部に改称
- コミュニケーション文化学部に生活心理学科を増設
- 経営法学部(経営法学科)を設置
- 2013年
- 経営文化学部に金融経済学科を増設
- コミュニケーション文化学部に日本文化コミュニケーション学科を増設
- 観光文化学部を観光メディア文化学部に改称
- 観光メディア文化学部にメディア情報文化学科増設
基礎データ
所在地
- 厚木森の里キャンパス(神奈川県厚木市森の里若宮9-1)[1]
- 厚木ステーションキャンパス(神奈川県厚木市旭町5-41-15 落合ビル101号、小田急電鉄本厚木駅北口)
- 下北沢キャンパス(東京都世田谷区北沢1-16-10)
- 湘南キャンパス(神奈川県平塚市大神3489-1)
教育および研究
学部
- 経営文化学部
- 金融経済学科
- 経営法学科
- ビジネスマネジメント学科
- コミュニケーション文化学部
- 日本文化コミュニケーション学科
- 異文化コミュニケーション学科
- 生活心理学科
- コミュニケーション文化学部は異文化交流、国際コミュニケーション、ヒューマンマネジメントの能力の育成を掲げており、それぞれ日本文化と外国文化の知識の習得、外国語能力の習得、ホスピタリティ精神の習得をその達成の基礎としている。
- 観光メディア文化学部
- 観光文化学科
- メディア情報文化学科
大学院
- 経営管理研究科
- 経営管理専攻(修士課程)
- 税理士志望コース
- 企業家スキルアップ志望コース
- 経営管理専攻(修士課程)
付属機関
- 教育文化研究所
- 経営文化センター
- コミュニケーション文化センター
- 観光メディア情報文化センター
- 吉田松陰教育センター
- 軽井沢山荘
学生生活
学園祭
松蔭大学の学園祭は「松蔭祭」と呼ばれ、毎年秋に厚木キャンパスで開催される[2]。
スポーツ
- 女子バスケットボール部は2005年、2013年インカレ優勝、2009年は5位、2010年は4位と全国屈指の強豪である。関東大学女子バスケットボール連盟一部に所属[3]。
- 女子バレーボール部は関東大学バレーボール連盟1部に所属[4]。
- 駅伝部は関東学生陸上競技連盟に加盟し[5]、2009年から東京箱根間往復大学駅伝競走へ参戦している。監督は近藤重勝で、2011年に女子駅伝部を創部。
主な出身者
- 坂井泉水(ZARD) 歌手、松蔭女子短大出身
- 関根麻衣子 元バスケットボール選手
- 横山久美子 元クロスカントリースキー選手
- 瑠川あつこ 女優、松蔭女子短大出身
- 吉濱遼平 プロサッカー選手
- 梶原有高 陸上選手(箱根駅伝で史上初かつ唯一の4年連続で関東学連選抜のメンバーとして出場した)
対外関係
海外大学との協定
国内大学との協定
その他の機関との関係
- 厚木市 - 「連携及び協働に関する包括協定書」を結んでいる
- 厚木市教育委員会 - 「市民大学教養講座」を共催している