東洋紡STC
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東洋紡STC株式会社(とうようぼう)は大阪市北区にある繊維系会社。
1936年に新興産業(同名の建材メーカー<倒産して消滅>とは無関連)が発足し、繊維商社として日本国外にも展開していた。
その後、筆頭株主であった東洋紡績(現・東洋紡)により完全子会社化され、繊維専門卸事業に完全特化した。2008年度に東洋紡スペシャルティズトレーディング株式会社に業務が引き継がれ、新興産業は解散した。
2013年10月1日付をもって社名を「東洋紡STC株式会社」に変更した。
沿革
- 1936年11月 - 新興産業が設立される。
- 1947年2月 - 東洋紡績株式会社の関係会社となる。
- 1961年10月 - 東京・大阪証券取引所に第2部上場。
- 2003年8月 - 上場廃止(東洋紡績の完全子会社化)。
- 2008年4月 - 東洋紡スペシャルティズトレーディング株式会社を設立し、フィルム・機能樹脂、産業マテリアル、ライフサイエンス及び衣料繊維事業を移転[1]。
- 2008年度中 - 新興産業は解散[1]。
- 2013年10月 - 東洋紡スペシャルティズトレーディング株式会社が、東洋紡STC株式会社へ商号変更[2]。
関連項目
- 脇村春夫- 元社長。元日本高等学校野球連盟会長。
脚注
- ↑ 1.0 1.1 子会社の事業休止及び解散に関するお知らせ 東洋紡 2008年8月25日付プレスリリース
- ↑ 「東洋紡STC株式会社」に商号変更 東洋紡 2013年10月1日付プレスリリース