新居町駅
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新居町駅(あらいまちえき)は、静岡県湖西市新居町新居にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線の駅である。
駅名と地名の読みが異なり、地名の読みは「あらいちょう」である。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅。単式ホームが1番線(副本線)、島式ホームが2・3番線(本線)となっている。2つのホームは跨線橋で連絡している。
1番線のホームの高さは、2・3番線よりも低い。そのため、1番線で発着するときは、「ホームが低くなっております。足元にご注意ください」とアナウンスされる。
駅本屋は南側にあるが、北側には浜名湖競艇開催時のみ使用される出改札口がある。簡易型自動改札機、みどりの窓口が設置されている。駅長は配置されない駅員配置駅(直営駅)であり、鷲津駅が当駅を管理する。早朝・深夜は無人となる。
エレベーター3基、多機能トイレ1箇所を設置するバリアフリー設備の整備が進められ、2009年3月、12月に一部機能の利用を開始した後、2010年1月19日に全面使用開始された[1]。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | テンプレート:Color東海道本線 | 下り | 豊橋・名古屋方面[2] |
3 | テンプレート:Color東海道本線 | 上り | 浜松・静岡方面[2] |
1番線は現在の定期ダイヤでは、先述の朝の2本以外の定期便の発着や当駅止まりのものは設定されていないが、浜名湖競艇開催時などに1番線から折り返しの上り列車が発車することがある。また、下り列車では、非常時または臨時便の列車の発着や、貨物列車・工事車両・回送列車の待避・留置にも使われることがある。
利用状況
「静岡県統計年鑑」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1993年 | 3,191 |
1994年 | 4,122 |
1995年 | 4,189 |
1996年 | 4,074 |
1997年 | 3,882 |
1998年 | 3,751 |
1999年 | 3,729 |
2000年 | 3,702 |
2001年 | 3,575 |
2002年 | 2,991 |
2003年 | 2,931 |
2004年 | 2,810 |
2005年 | 2,734 |
2006年 | 2,713 |
2007年 | 2,689 |
2008年 | 2,671 |
2009年 | 2,490 |
2010年 | 2,415 |
2011年 | 2,327 |
2012年 | 2,359 |
駅周辺
- 浜名湖
- 浜名湖競艇場
- 国道1号
- 湖西市役所新居支所
- 湖西市立新居図書館
- 新居町シルバー人材センター
- 新居文化公園
- 新居郵便局
- 静岡銀行新居支店
- 浜松信用金庫新居支店
- 遠州信用金庫新居支店
- 新居宿新居関跡
- 湖西警察署
- 静岡県立新居高等学校
- 湖西市立新居小学校
- 湖西市立新居幼稚園
バス路線
かつては駅の脇にJR東海バスの新居町営業所があり、二川駅を経由して豊橋駅までの路線(こちらも浜名線と称した)が存在した。
歴史
- 1915年(大正4年)1月10日 - 国鉄東海道本線の弁天島(当時は仮停車場) - 鷲津間に新設開業。
- 1974年(昭和49年)4月6日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 荷物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる。
- 2008年(平成20年)3月1日 - TOICAのサービス開始。
- 2010年(平成22年)1月19日 - バリアフリー設備全面使用開始[1]。
隣の駅
- 東海旅客鉄道
- テンプレート:Color東海道本線
- テンプレート:Color特別快速・テンプレート:Color新快速・テンプレート:Color区間快速・テンプレート:Color普通