新吉野駅
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新吉野駅(しんよしのえき)は、北海道十勝郡浦幌町字吉野にある北海道旅客鉄道(JR北海道)根室本線の駅。駅番号はK39。電報略号はシヨ。
駅構造
- 2面3線の単式・島式ホームの地上駅。本線は2番線で通過列車と下り(浦幌・白糠・釧路方面)の普通列車が、駅舎側の1番線は上り(豊頃・池田・帯広方面)の普通列車が使用する。3番線は追抜きの待避列車が使用する。
- ホーム同士はずれていて、構内踏切でつながっている。
- 無人駅。
駅名の由来
当初の駅名である「下頃部」が読みにくいので、近くにあった山桜が吉野桜に似ていたことから駅名を改めた。
駅周辺
周囲は吉野・共栄の集落がある。近隣を通るバス路線は2011年(平成23年)4月1日までに全廃されている(浦幌町#バス参照)。
歴史
- 1910年(明治43年)1月7日 - 国有鉄道の下頃部駅(したころべえき)として開業。一般駅。
- 1942年(昭和17年)4月1日 - 新吉野駅に改称。
- 1983年(昭和58年)5月20日 - 貨物取扱い廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 荷物取扱い廃止。
- 1984年(昭和59年)12月1日 - 無人駅(簡易委託駅)化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に承継。
- 1992年(平成4年)4月1日 - 簡易委託廃止、完全無人化。
隣の駅
関連項目
参考文献
- 北海道旅客鉄道釧路支社編『JR釧路支社 鉄道百年の歩み』(2001年)