新中央航空

テンプレート:航空会社情報ボックス テンプレート:Infobox 新中央航空株式会社（しんちゅうおうこうくう）は、日本のコミューター航空会社である。

概要

定期路線運航

東京都調布市にある調布飛行場から、伊豆諸島へ定期コミューター路線を運航する航空会社である。なお2014年現在、調布飛行場からの定期路線を運航する唯一の航空会社である。川田工業の完全子会社であり、本社は茨城県龍ケ崎市にある。なお、1980年10月1日から1994年9月30日までは新潟 - 佐渡線にも就航していた。

その他の事業

上記の定期路線の運航以外には、主に遊覧飛行や写真撮影飛行、操縦訓練などを行っている。これらの事業は本社所在地の龍ヶ崎飛行場と信州まつもと空港を拠点空港としている。

定期就航路線

現在3路線の定期運航を行っている。いずれの路線も競合便はない。

• 調布飛行場 - 大島空港：1日3便〜4便（1984年（昭和59年）12月 路線開設）
• 調布飛行場 - 新島空港：1日4便（1979年（昭和54年）3月 路線開設）
• 調布飛行場 - 神津島空港：1日3便〜4便（1992年（平成4年）7月 路線開設）
• 調布飛行場 - 三宅島空港：1日3便（2014年（平成26年）4月2日 路線開設）

運航機材

ファイル:Do228 NCA JA32CA.jpg

ドルニエ Do228

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ドルニエ Do228NG

ファイル:NCA Islander.jpg

ブリテン・ノーマン アイランダー

現在保有の機材（定期運航便）

• ドルニエ 228（Do228）：3機 現在日本国内で運航されている唯一のドルニエ社製旅客機。
• ドルニエ 228NG（Do228NG、RUAG製造）：1機 ドイツのRUAGエアロスペースが製造する新型機材。新中央航空は同型機のローンチカスタマーである。

調布飛行場 - 三宅島空港の路線について全日本空輸から移管された路線であることから、東京都の補助を受けて新規機材を購入する計画が進められている。

現在保有の機材（その他）

• セスナ 172S

過去に運航された機材（定期運航便）

• ブリテン・ノーマン アイランダー（1972年 - 2011年3月31日、1994年までは新潟 - 佐渡線で使用、2006年以降は予備機）
• ノーマッド N.24A（1987年 - 1995年、長崎航空から移籍）

このうちノーマッド以外の機種は機体に「NCA」という表記があるが英語社名の「New Central Air」に由来したものであり、ICAOの航空会社コードは「ChUo air K.K.」に由来するCUKである。「NCA」という3レターコードを持つのは日本貨物航空である。

サービス

• サーフボードや釣り竿の手荷物預かりを提供している（有償。事前問い合わせが必要）。
• ウェブサイト上での予約、及び航空券の購入は提供していない。旅行代理店もしくは電話、空港カウンターでの予約購入のみである。
• 客室乗務員は乗務していない。

外部リンク

• 新中央航空

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