新グロモント
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新グロモント(New Guromont)は、ライオンが扱うドリンク剤(栄養ドリンク)の名称。2004年12月までは中外製薬が取り扱っていた。
商品沿革
1964年5月、当時の中外製薬が開発した薬用成分「グルクロノラクトン」(通称グロンサン)を配合した、バーモント(アップルビネガー&蜂蜜)味の医薬品ドリンク『グロンサンバーモント』として発売。競合商品は大正製薬の『リポビタンD』、大日本製薬(現:大日本住友製薬)の『ヘルタスバーモント』、田辺製薬(現:田辺三菱製薬)の『アスパラC(現在のアスパラドリンク)』、第一製薬(現:第一三共)の『マミアン』、日本製薬(発売元は武田薬品工業)の『ポリタンC』であった。のちに商品名を縮めて『グロモント』に、その後処方を強化し、現在の商品名となる。
2004年末に中外製薬が一般用医薬品・殺虫剤などの一般向け製品から撤退し、2005年1月からは事業を譲り受けたライオンから発売することになった。ちなみに、これまでライオンではドリンク剤の取り扱いはなく、姉妹ブランドのグロンサンと共に譲り受けたことにより、ドリンク剤の分野に本格的に参入したことになる。
2009年秋に『新グロモント』の処方改良を行い、新たに生薬のリュウガンニクエキスを新配合。販売名が『新グロモントA』になった。2013年8月に『新グロモントA』のパッケージをリニューアルした。
歴代広告キャラクター
ほか。
歴代キャッチコピー
- ガンバラなくっちゃ(アニメーション)
- ちかれたびー(一般中年男性モデル) - 「疲れた」を意味する秋田県鹿角市地域の方言。1975年の流行語となった[1]
- がんばんベェ(同)
- すいつけベェ(同)
- ガンバリます(三好鉄生)
- 熱く走ろう(人名失念)
- しゃかりきドリンク。(布川敏和)
- 燃えろ!(井原正巳→ブルース・リー)
- グイっとくる!(高嶋政伸)
- 朝のカラダに、新発売。(峰竜太、新グロモントゴールド)
これらは中外製薬時代のもので、ライオン移管後は宣伝をしていないため、現在はなし。
取扱商品
- 現行製品
- 新グロモント(販売名:新グロモントA)【指定医薬部外品】 - 飽きのこない飲みやすい味。強壮生薬も配合。
- 新グロモントゴールド【指定医薬部外品】 - グルクルノラクトン+ローヤルゼリー配合のリッチ処方。
- 過去の製品
- 新グロモントロイヤル(医薬品、中外製薬時代に発売)
- 新グロモントアルファ(医薬部外品、中外製薬時代に発売)
- 新グロモントエース(医薬品、ライオン移管後も引き続き発売)
脚注
- ↑ 出典:米川明彦編『日本俗語大辞典(第3版)』東京堂出版 2006年 358頁