感じるジャッカル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

感じるジャッカル - SENSITIVE JACKAL』(かんじるジャッカル)は、2001年10月8日から2002年9月9日までフジテレビで放送されたコントバラエティ番組である。

概要

タイトル中にイヌ科の動物であるジャッカルを入れている事からも分かる通り、スタッフ陣も含めて笑う犬シリーズの延長線上にあった番組である。本家の笑う犬側でも、笑う犬メンバーと共に「感じるジャッカル」のコントを行う特別編があった。

30分枠時代はトークはエンディング、企画はシャカ大熊の長渕剛のマネによるライブ程度で、全編ほぼコント構成されていた。しかし60分枠になると、他の番組と競わせる枠という特性上、生き残りがかかり、時間帯昇格などを意識したような企画モノが全体の半分を占めるようになっていた。

番組終了に関しては、構成作家として入っていた宮藤官九郎が、自身の関わる大人計画のサイトでの質問コーナーで、反対に疑問を投げかけるほどだったが、最終回で長井秀和が自虐的に言っていたように、同時期に放送されていた『はねるのトびら』の人気の影に隠れる形となった。

オープニング曲にアル・クーパーの"Jolie"を起用。メンバーとともにシーナ&ロケッツのシーナとその娘鮎川陽子が踊る模様が使用されていた。

レギュラー出演者

歴史

ネタとキャラクター

ネタとキャラクター名()は作家。出演者が書いたもののみ記載。

  • ジャッカモニ(各出演者)
    当時人気だったミニモニのパロディ。ミニモニのような出で立ちの出演者が一言ネタをする。
  • ダイヤモンド牛山(大熊
    本来シャカ大熊の持ちネタ。『北斗の拳』のキャラクターのようなコスチュームとモヒカン頭、ムチを片手にで物相手にSMプレー的なツッコミを入れていく。ネタの最後には「フォォー!」と絶叫。
  • ゾル夫とゲル子
    ゾル夫(中川家礼二)と謎の女性ゲル子(ホームチーム与座)のシュールコント。ゾル夫の正体は会社社長で、部下のホームチーム檜山を不思議な世界へ巻き込んでゆく。最終回でゾル夫とゲル子は見事結婚。
  • パニックマン(檜山/剛
    中川家剛がパニック障害の経験に基づき?書いたネタ。敵の音符星人(シャカ、檜山)に気を遣わせ、助ける対象には突っ込まれてしまい、パニックに陥ってしまう。
  • イヤーン空手(大熊
    本来はシャカの持ちネタ。「イヤーン、イヤーン、イヤンイヤン」のかけ声で一言ネタ連発。最後は植松が竹刀で叩かれるなど酷い目にあうが、一度瓦割りに成功し周囲はもとより、本人達も驚いていた。
  • LOVE天使
    中川家礼二、シャカが扮するLOVE天使が「デキそうでデキない」訳ありカップル(中川家剛、相沢真紀)を、少子化に歯止めをかけるという大義名分でHに導こうとする。
  • タンクトップス
    シャカ植松とホームチーム与座の寒いネタが持ち味のお笑いコンビのネタ。いつもタンクトップ(というよりランニング?)に短パン姿で、決め台詞は「笑えば暑いぜ、ターンクトップス!」。
  • トリオ・ザ・カンフー
    ジャッキー(ホームチーム与座)、ユンピョウ(シャカ植松)のボケと、ツッコミのサモハン(中川家礼二)による漫才。
  • バイオコップ
    ゲームバイオハザードのパロディ。本来は長井の持ちネタでパントマイム仕込みの動きが評判だった。
  • ブルーライト予備校
    中川家礼二が講師役を演じて人気だったコーナー。

スタッフ

外部リンク

テンプレート:前後番組

テンプレート:Asbox