怪獣のバラード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:Infobox Single 怪獣のバラード(かいじゅうのばらーど)とは岡田冨美子が作詞、東海林修が作曲した歌である。
概要
1972年6月4日に、NHKで放送された音楽バラエティ番組『ステージ101』でコーラスグループ「ヤング101」の歌で発表された。その後、同年9月25日に発売されたヤング101のアルバム『怪獣のバラード』(EXPRESS ETP-8198)に収録、後にEPレコード(EXPRESS ETP-2710)としても発売された。
現在も小中学校、高校の合唱コンクール等を中心に、老若男女に幅広く親しまれ、歌われている。テンポの速い曲で、ホ長調である。また、ピアノ伴奏は右手で弾く部分が多く、難しいことで有名である。なお、原曲のイントロで軽快な巻き舌を披露しているのは、当時ヤング101のメンバーであった串田アキラである。
編曲の変遷
ヤング101のオリジナルのものは、作曲者の東海林自身の編曲だった。現在発売されている楽譜には、橋本祥路編曲のもの、松下耕編曲のもの、東海林が新しく編曲し直したもの(『怪獣のバラード21』)がある。声部数で見ると、橋本と松下が編曲したものが混声三部合唱で、東海林が編曲したものが混声四部合唱である。
カバー
- 2001年11月21日には、TOASTGIRLによってカバーされたものがCDシングルとして発売された。
- 2002年にヤング101が『怪獣のバラード2002』としてセルフカバー、同年8月10日放送のNHK『思い出のメロディー』で熱唱した。『思い出のメロディー』時の音源は2003年に発売されたアルバム『GOLDEN☆BEST / ステージ101 ヤング青春の日々』(MHCL-240)に収録されている。
- 2011年7月23日放送のテレビアニメ『日常』第17話において、伊藤真澄の編曲で、本多真梨子、相沢舞、富樫美鈴(それぞれの役名での合唱)によるカバーが使用された。同年10月5日に発売された関連CD『日常の合唱曲』にも収録された。