怪人ゾナー
テンプレート:参照方法 テンプレート:Infobox musician 怪人ゾナー(かいじんゾナー、PHANTOM ZONA)は、テレビ東京のバラエティ番組「おはスタ」で、声優の森久保祥太郎が演じたキャラクターである。1998年に登場した[1]。通称「ゾナー」。
概要
秘密結社ナーゾ(後述)の日本支部長。
身長は180cm(自称)、体重60キロ。ビジュアル系の外見で、ナルシストでおっちょこちょいな性格。専用ギター「ゾナーギター」と専用車「ゾナーカー[2]」を持っている。黒いマントを羽織っており、これで身を隠すと消え、元に戻すと現れる。挨拶は「おーはー」を真似た「ゾーナー」。 改造人間で、1秒間に100問ものなぞなぞを考えることが出来る。なぞなぞの回答を言う前に『OK,Baby,ハニー、それは、WHY,な ぜ か?』と言う。趣味はメイク、特技はロック。
日本人の父はロックバンドの元ギタリスト、母はフランス人コメディアンである。産声は「フアッハッハッハッハ」、最初に覚えた言葉は「OH、BABY」(これは今でも口癖になっている)、口癖は「ゾナ」。昔から疑問に思うことが多く、母がギャグで答えていたため、それが当たり前と思うようになった。
現在は東京都内某所のアパートで一人暮らしをしている。このアパートの地下に秘密結社ナーゾの秘密基地を勝手に作ってしまった。正体は秘密であったが、ゲームソフト『怪人ゾナー』に素顔カードが導入され、正体が明かされた。
1999年10月20日、シングルCD『WHY? 〜THE ZONA’S SONG〜』で歌手デビュー。OHA-ガールCITRUSの『恋のめざまし時計』と同日発売され、CD売り上げを競うことになった他、ナーゾ様からの指令によってオリコン初登場で50位を取れなかった場合には戦闘員(後述)に格下げされることになってしまった。結果は怪人ゾナーがオリコン初登場56位、OHA-ガールCITRUSがオリコン初登場50位だった。その後、公約通り戦闘員にまで落ちぶれてしまったが、怪人時代のゾナーに憧れていた戦闘員・18号との触れ合いで生気を取り戻し、『なぞなぞ100人組み手』をクリアしたことで怪人へと戻ることができた。ちなみに、その翌週は怪人ゾナーが58位、OHA-ガールCITRUSが96位と逆転している。
その後、秘密結社ナーゾの経営難によるリストラの結果行われた、ライバルの麗人サイガー(斎賀みつき)との人気投票に敗れ、ナーゾとの契約を解かれてしまった。その後は『ゾナーのその後…』と題されたミニコーナーに出演。しかし数ヶ月後、お笑い芸人のポカスカジャンと『ポカスカジャンZ』と題されたコーナーで歌いながらなぞなぞを出題、ナーゾ様は「面白い」という理由でポカスカジャンZを仮入隊させる。その後、状況を見かねたサイガーがマントとギターを送り返し、怪人ゾナーとして再復活した。結果『ポカスカジャンZ』のコーナーは数ヶ月でなくなることとなった。2004年秋、謎の原始人リュウジを猿にした犯人として再出演。おはガールと対決した末、おはガールに破れる。
「アイドルをさがせ!(アイさが)」において、テンプレート:いつベッキー・宇宙人KANAと共に番組ジャックをし、当時モーニング娘。のメンバーであった飯田圭織と同じくカントリー娘。のメンバーであったりんねと対決して、飯田・りんねが3人に敗北すればアイさがのMCが交代させられる権利を掛けた勝負に挑んだものの敗北した。
秘密結社ナーゾ
なぞなぞで世界征服を狙う秘密結社。ゾナーの住むアパートの地下に、横向きの「?」の形をした巨大な秘密基地がある。
構成は上から順番に、ナーゾ首領、支部長、ナゾラー、戦闘員となっている。ナゾラーと呼ばれるエリート以上がなぞなぞの作成・出題を許される。おはスタ内で問題を募集したりして、多くの子供達がナゾラーとなっている。
商品
ゲーム
テンプレート:Infobox ゲームソフト『怪人ゾナー』が2000年10月21日に任天堂より発売されている。対応機種はゲームボーイおよびゲームボーイカラー(赤外線通信はカラーのみ)。本作は旧ゲームボーイに対応する任天堂最後のGBソフトであった。
主人公は、ナンゾウ小学校をナンゾウ校長の魔の手から守るためにナゾラーバトルで教師や生徒と戦いながら腕を磨き、レベルを上げて敵と対決するというストーリー。回答の入力はコマンド選択でなくキー入力で行う。問題自体に正解しても、「な〜ぜか?」という理由を問う3択問題(漢字なぞなぞの場合は答えの画数)に正解できないと間違い扱いとなるが、その「な〜ぜか?」はあまりに苦し紛れの選択肢が多い。正解すると相手のプライドポイント(体力)を削る事が出来る。しかし間違えると逆に自分のプライドポイントを削られ、無くなるとゲームオーバーになるが、全て無くなる前に保健室に行くと、回復する事ができる。主人公と接触した教師や生徒はボスによって、ニセラー化されており、一定人数救出(プライドポイントを全て削る)すると、所定の場所でボスとナゾラーバトルできるようになるため、それぞれのボスキャラクターごとに場所を下に記載しておく。問題も難易度ランク(S、A、B、C、D、Eの6段階)に応じて、出題される階(ステージ)が異なるが、上の階に進むと、それ以前にいたすべての階に戻る事も可能である。また、ストーリーの中で、特定の条件(主に、特定の人物とのナゾラーバトルに勝利)を満たすと、ストーリーを進める上で必要な必須アイテムや、ボスとのナゾラーバトルを有利に出来るアイテムが手に入る。
通信対戦モード(出現条件・ゲーム中でなぞなぞを100問以上取得、要通信ケーブル)では、対戦相手とのナゾラーバトルや収集したなぞなぞのが交換が可能。
また、テレビやビデオのリモコンなどの赤外線信号をゲームボーイカラー本体の赤外線通信機能で読み取り、ランダムでなぞなぞに変換する機能が用意されている(出現条件・ゲーム中でなぞなぞを200問以上取得、GBカラー以外は非対応)。
ボスキャラクター
- ゾナー - 1階のボス。場所は1階のトイレ。倒しても以降中ボスとして立ちはだかるようになり、度々登場する。得意ジャンルはバラバラ。2回目のナンゾウを倒すと、エンディング直前に、本気モードのゾナーと戦える。体力は3。
- らんじろう先生 - 美術科の教師でもあり、ナンゾウの手下。2階のボス。美術室にいる。見ると洗脳する絵を描いていた。口癖は「〜ザンス」。芸術に関係するなぞなぞを得意とする、体力は3。
- たまこ先生 - 3階のボスで家庭科の教師。ナンゾウに洗脳マシンで操られていた。家庭科室にいる。洗脳スープという料理を作っていた。料理に関するなぞなぞを出題してくる。体力は5。一度倒すと体力3に弱体化する。
- マッスル先生 - 4階のボスで体育科の教師。男性で筋肉質な教師であるが本名は「かおり」。場所はグラウンド。校内放送を止めないと、戦う事が出来ない。何故かグラウンドを占拠していた。スポーツに関するなぞなぞが得意。体力は5。
- トニー先生 - ナンゾウ小学校の教頭。5階のボス。職員室にいる。生意気で自分勝手な性格。優秀な生徒の教育に熱意を注いでおり、「〜ザマス」という喋り方をする。「万能ニセラー洗脳薬」で、学校中をニセラー化する。体力は6。この階あたりから、上級難易度の問題が出題される。
- ナンゾウ校長(1回目)- この学校の校長であり、全人類を洗脳させてしまおうと企んでいる悪人で6階のボス。校長室にいるはずだったが…。催眠術が使え、学校全体をニセラー化してしまう。体力は10。
- マシお - ナンゾウが自分の基地に作り出した洗脳マシン。機械ではあるが意志がある。体力は9。
- ズーケ - ゾナーの同僚。図形のなぞなぞを得意とするが、二回目に戦う時は何故か全く図形に関係ない問題を出題してくる。体力は3。
- ハテナン - ゾナーの同僚。臆病な性格でいじわるなぞなぞが得意。体力は4。
- ミスティーカ - ゾナーの同僚の中で唯一の女性。間違い探しなぞなぞという特殊ななぞなぞを出題する。体力は5。
- ジーカン - ゾナーの同僚。鎧を纏った格好で関西弁で喋り、やや気が小さい。漢字に関するなぞなぞが得意である。体力は6。
- ナンゾウ校長(2回目)- 真の姿であり、ラストボス。旧校舎の地下深くにある基地で待ち構えている。王様の様な格好をしている。さまざまなジャンルのなぞなぞを使う。体力は10(タチナオールで途中で復活するので実質的には16)。この戦いではゾナーが身代わりになってくれたり、自分の代わりに攻撃してくれるなど応援をしてくれる。
ミニゲーム
- タイピングゾナー - 単語の早打ちをする。ストーリーモードでは、学校の地下で発生する。
- チョーク投げは超苦しい - 早弁、居眠りをしている生徒にチョークを投げるというゲーム。ストーリーモードでは、3階に進むと、主人公が転校して来た1-1で発生する。
本
- 怪人ゾナーのなぞなぞ2000
- 怪人ゾナーのナゾラーバトル
- 怪人ゾナーの天才ナゾラー
- なぞなぞ怪人ゾナーくん(『月刊コロコロコミック』1999年9月号 - 2001年5月号に連載、玉井たけし作画)
CD
脚注
外部リンク
- 怪人ゾナー(ゲーム)