広島県立三和高等学校

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広島県立三和高等学校(ひろしまけんりつ みわこうとうがっこう)は広島県にあった県立高校。この高校は1973年昭和48年)に当時の広島県立世羅高等学校吉川分校が分離独立して誕生した高校。2007年平成19年)に閉校。

なお、三和の町名はいわゆる昭和の大合併の時代に3つの町村が合併した場合に用いられることが多かったため、「三和」の地名は全国各地に点在していた。ただし当高校は以前あった分校の名称を受け継いでいるものの、三和町(現三次市三和町)にはない。

跡地は広島県呉市の自動車部品製造請負業ダイキが 買収し、2010年9月より社員研修やきのこ栽培に使用される予定である。 [1]


また同名の「三和高校」としては、現在でも茨城県立三和高等学校茨城県古河市)がある。

所在地

沿革

  • 1948年 広島県甲山高等学校小国、黒川両分校(ともに定時制、普通科・生活科)を開校
  • 1948年 広島県双三高等学校板木分校(定時制、農協科・生活科 )を開校
  • 1949年学校再編成により、旧世羅高等学校と旧甲山高等学校を統合し、広島県立世羅高等学校となる。
    • 小国・黒川両分校を統合し、吉川分校として開校。
    • 広島県双三高等学校板木分校が広島県塩町高等学校板木分校と改称。
  • 1956年 板木分校が広島県塩町高等学校三和分校と改称。
  • 1962年 広島県世羅高等学校吉川分校と広島県塩町高等学校三和分校を統合して、吉川分校を広島県世羅高等学校三和分校(普通科・生活科・農業科)として開校する。
  • 1973年 全日制課程広島県立三和高等学校(普通科・家政科・農業科)として開校
  • 1974年 農業科廃止、家政科募集停止
  • 2005年 生徒募集を停止
  • 2007年 閉校、広島県立世羅高等学校へ統合

関連項目

脚注

  1. 三和高跡地をダイキが買収中国新聞2010年7月7日

外部リンク