帯ドラマ

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帯ドラマ(おびドラマ)は、主に平日(月 - 金曜日)を中心としたベルト枠で放送されるドラマシリーズの事をいう。

概要

日本での帯ドラマの元祖[1]は、日本テレビの『轟先生』(1955年 - 1960年、全1405回)といわれる。

そして、本格的な[2]歴史の基点とされるのが、NHK総合テレビの『バス通り裏』(1958年 - 1963年、全1395回)である。これは生放送で展開され、十朱幸代岩下志麻といった後の人気俳優を育て、1961年から始まった連続テレビ小説の基礎を築いた作品とされる。その後、各民放局が午前ないしは昼ドラといわれる午後1時台の枠を中心にベルト枠でのドラマを放送する様になった。

一般にはホームドラマ(家族・家庭の風景・情景を描いた作品)が多いが、昼ドラ枠にて近年は東海テレビ制作の13:30から放送のドラマシリーズを中心に愛憎・ドロドロをテーマにした作品が人気を集め、「ドラマ30」→「ひるドラ」(特に毎日放送制作のものに多い)、或いはTBS制作「愛の劇場」などでそれを取り入れる傾向にもあった。

また、民放昼の帯ドラマではトイレタリーメーカー(洗剤・化粧品を多角的に扱うメーカー)がスポンサーに付く事が多く、13:30枠の「東海テレビ制作昼ドラマ」と「ひるドラ」(2009年3月終了)はP&Gが共に筆頭スポンサーとして協賛している。

代表的なシリーズ

太字は現在放送中。特記ないものは月~金曜日に放送。

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脚注

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  1. 『日テレドラマ半世紀』日本テレビ放送網、2005年平成17年)、22頁
  2. 『放送五十年史』NHK、1977年昭和52年)、506頁