市場交通
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有限会社 市場交通(いちばこうつう)は、徳島県の阿波市を中心に営業する路線バス・貸切バス・タクシー事業者。旧市場町に本社がある。
概要
もともとはタクシー会社であったが、路線バスの乗客減少に伴い、旧国鉄バスの市場~学駅間と、徳島バスの市場~界目(さかいめ、旧市場町と香川県東かがわ市の県境。大川バス境目停留所と隣接)及び旧阿波町の土柱の路線を引き継ぎ、路線を合わせる形で、学駅~界目、学駅~土柱の2路線を運行している。
なお路線用の車両として日野・リエッセが使用されている。
路線
- 市場学線(学駅~市場)
- 市場二俣境目線(市場~二又~境目)
- 市場二俣線(市場~二又)
- 市場大俣土柱線(市場~土柱)
市場交通の路線は上記4系統を運行している[1]が、実際には学駅~二又~境目、学駅~土柱という連続運行の形態を取っている(一部便を除く)。1973年(昭和48年)4月1日に市場町(当時)から委託を受けた、旧道路運送法第21条による廃止代替バスとして許認可を得た[2]。ダイヤは基本的にJR徳島線に接続したものとなっている。2010年2月1日のダイヤ改正では、学駅~市場系統の1往復、学駅~二又系統の1往復を廃止した。この改正以降、全便が阿波市による運行補助対象となっている。
運行ダイヤ・運賃(2010年冬現在)
- 学駅~境目系統 1日3.5往復、平日のみ0.5往復(平日のみ境目→学駅間を運行、それ以外は市場始発)
- このうち、0.5往復は学駅→市場止、約30分後に市場始発→境目として運行。
- 学駅~土柱系統 1日2往復
- 学駅より 市場まで12分・250円、二又まで19分・330円、境目まで35分・660円、土柱まで27分・540円。
- 学駅発境目行きに接続するJR徳島線の列車番号 442D、456D(市場止)、470D、467D
- 学駅発土柱行きに接続するJR徳島線の列車番号 443D、453D
- 境目発学駅行きに接続するJR徳島線の列車番号 444D(土休は市場始発)452D、4462D、476D
- 土柱発学駅行きに接続するJR徳島線の列車番号 456D、470D
関連項目
- 市場町
- 四国地方の乗合バス事業者
- 阿波市役所→観光情報→アクセス情報→市場交通バス時刻表・運賃表