川上村 (山口県)
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目次
地理
阿武川が村のほぼ中央を流れ、また村内にある阿武川ダムのダム湖が横たわっている。
四方を山地が囲んでおり、可住面積が低い。
隣接する自治体
歴史
- 1889年 - 町村制を施行に伴い阿武郡に属する村として誕生
- 1975年 - 阿武川ダムが完成。村内2つの地区が水没する。
- 2005年3月 - 近隣の萩市・田万川町・須佐町・福栄村・むつみ村・旭村と合併し、新萩市となる。
行政
旧川上村役場は現在萩市役所川上総合事務所となり、住民サービスを行っている。
なお、川上地域には役場の支所、出張所などは無い。
経済
- 基幹産業は林業と農業であるが、林業は海外からの輸入材木に押されており、厳しい状況が続いている。
- 阿武川の鮎は観光資源としても期待されており、長門峡竜宮淵ではあゆまつりが開かれるなど、地域をあげてのPRを続けている。
地域
山口県内でもっとも人口が少ない地域であるが、人口が少ないゆえに高齢化率や出生率などの変動が激しい。
教育
- 川上小学校
- 川上中学校
観光
交通
国道262号が村の西部を通り、中心部には阿武川沿いに山口県道67号萩川上線が通っている。
路線バス
かつては長門峡の川上側入り口である竜宮淵や旭村との境にある笹尾地区まで路線バスがあったが、現在は阿武川ダム上流の惣良台入り口までとなっている。
惣良台入口へ向かうバス以外はすべて、村の中心から少しはずれた国道262号にある長門峡北入口停留所を経由する。
一般国道
都道府県道
主要地方道
一般県道
- 山口県道293号萩長門峡線
- 山口県道310号迫田篠目停車場線
- 山口県道360号笹尾筏場線
その他
川上地域は郵便番号がかつては行政区ごとに設定されていたが、合併により全域が萩市川上となったことから、全域758-0141に改められた。