崎守駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:駅情報 崎守駅(さきもりえき)は、北海道室蘭市崎守町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)室蘭本線である。駅番号H34電報略号サモ

歴史

ファイル:Sakimori eki.jpg
1976年の崎守駅と周囲約750m範囲。右が東室蘭方面。左手新トンネルのすぐ上方に旧トンネル。旧線は、埠頭の木材チップヤード裏まで伸びる臨港貨物線の支線や、その先の新道から斜めに分かれる細い旧道の右横(内陸側)に沿って、このトンネルまで緩く逆S字を描いていた。新線の跨道橋と海側の新道に挟まれた市街の中を細い旧道が台形を描いている。台形の上辺が旧線と交差する辺りは旧線が築堤の上を走っていて、跨道橋が設けられていた。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する複線区間の高架駅転轍機を持たない棒線駅となっている。切り通しから架道橋上にかけての駅[1]で、橋脚に設けられた連絡通路を介して両ホーム中央部分へそれぞれ階段で連絡している[2]

開業時からの無人駅で、駅舎だけではなく待合室も存在しない。ただしホームには上屋を有する。かつては地上とホームを結ぶ階段途中の踊り場に[1][3]約20平方メートルの待合所を有していたが、落書きや放火[1]の被害に遭い、1999年(平成11年)8月末をもって閉鎖、後に撤去された。

駅の前後をトンネルに挟まれた場所に立地している[1]

2002年(平成14年)時点では下りホーム[2]の長万部方から旧線の廃線跡を見下ろすことが出来た[4]

仮乗降場時代は、黄金側の旧トンネル手前の踏切横から、跨道橋ガーダーまでの築堤のほぼ半分近い位置まで、東室蘭に向かって左側(北側)に簡易型ホームが設置されていた。ちょうど新線が旧線跡を跨いだ位置に相当する[5]

駅名の由来

テンプレート:節stub 当駅の所在する地名より。

利用状況

  • 1981年度(昭和56年度)の1日乗降客数は18人[3]
  • 1992年度(平成4年)の1日乗降客数は200人[2]

駅周辺

付近に1969年(昭和44年)から造成された大きな団地がある。

隣の駅

北海道旅客鉄道
室蘭本線
黄金駅 (H35) - 崎守駅 (H34) - (貨)陣屋町駅 - 本輪西駅 (H33)

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

テンプレート:室蘭本線1

テンプレート:リダイレクトの所属カテゴリ
  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社2008年8月発行)134ページより。
  2. 2.0 2.1 2.2 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)84ページより。
  3. 3.0 3.1 3.2 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)76ページより。
  4. 4.0 4.1 書籍『鉄道廃線跡を歩くIX』(JTBパブリッシング2002年8月発行)53-54ページより。
  5. 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス 1967年6月20日撮影航空写真 MHO678X-C6-2