山形県スポーツ振興21世紀協会

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テンプレート:基礎情報 非営利団体 公益社団法人山形県スポーツ振興21世紀協会(やまがたけんスポーツしんこうにじゅういっせいききょうかい)は、Jリーグモンテディオ山形の運営法人で、山形県のスポーツ振興を目的に設立された公益社団法人である。略称はスポーツ山形21(スポーツやまがたにじゅういち)。

プロスポーツチームを運営する日本国内初の公益法人である。

歴史

1998年、翌年に創設されるJリーグ ディビジョン2(J2)への加盟を目指し、当時旧JFLに在籍していたモンテディオ山形(前身は山形日本電気NEC山形サッカー部)の運営法人として設立された。

Jリーグが掲げる地域密着型総合スポーツクラブ(Jリーグ百年構想)の実現に向けて、プロサッカークラブの他に、女子駅伝部を設けている。

かつて、Jリーグの運営クラブでは唯一(公益)社団法人として運営していた。
(他一部のクラブでは、下部組織<ユースやジュニアユース以下>を(公益or一般)社団法人、またはNPO法人で営むケースもあるが、社会人のトップチームも社団法人側で運営していた)

2006年5月に、創立者の金森義弘が任期満了に伴い理事長を退任。理事兼ゼネラルマネージャーの金村勲も連帯する形で退任した。その後、山形県知事齋藤弘(当時)が同協会理事長の後任人選を日本サッカー協会会長の川淵三郎(当時)に依頼し、川淵が推薦した鹿島アントラーズ元専務の海保宣生が2代目理事長に就任した。

2010年3月に、2代目理事長の海保が健康上の理由により退任。後任に山形県サッカー協会専務理事の川越進が就任した。

2011年12月に、3代目理事長の川越が任期満了を待たずに辞任し、副理事長の高橋節が2012年3月末まで理事長代行を務めた。

2012年4月に、理事長代行の高橋が4代目理事長に就任した。

2013年1月に、民法上の社団法人から公益法人認定法に基づく公益社団法人への移行が認められ、同年2月1日付で正式に移行することになった[1]

2014年2月に、サッカークラブのトップチームを株式会社法人(株式会社モンテディオ山形)へ移行し、下部組織の運営に専念することになった。[2](詳細はモンテディオ山形#運営法人の株式会社化の項参照)
これに伴い、株式会社モンテディオ山形の初代社長に就任する為、4代目理事長の高橋が退任。後任に山形県副知事の細谷知行が5代目理事長に就任した。

歴代理事長

代数 名前 在任期間 略歴
初代 金森義弘 2000-2006 山形県副知事、山形県教育長
第2代 海保宣生 2006-2010 鹿島アントラーズFC常務取締役
第3代 川越進 2010-2011 山形県土木次長、山形県サッカー協会理事長、日本サッカー協会評議員
第4代 高橋節 2012-2014 山形県副知事
第5代 細谷知行 2014- 山形県副知事

女子駅伝部

所属選手

  • 熊坂香織
  • 田中幸

脚注

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関連項目

外部リンク

  • 公益社団法人の認定について - 山形県スポーツ振興21世紀協会・2013年1月25日
  • 株式会社と公益法人、あるいは特定非営利法人の二分割形式での運営はJリーグ正会員では横浜FC湘南ベルマーレ松本山雅FCツエーゲン金沢セレッソ大阪ガイナーレ鳥取ギラヴァンツ北九州の例が挙げられる。これらはいずれもトップチーム(湘南・鳥取・北九州はユースチームも)を株式会社側が運営し、下部組織を公益法人(横浜C、C大阪、金沢)、またはNPO法人(湘南、松本、鳥取、北九州)が運営している。