山塊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
山塊(さんかい、テンプレート:Lang-en-short)は、山稜が脈状や線状の配列にならず、ひとまとまりの集まりとして把握される一群の山岳のことである。また、山脈から離れて塊状になった山地のこと。独立山(どくりつさん)とも呼ばれる。
その標高が比較的低い場合、独立丘陵(どくりつきゅうりょう)、独立丘(どくりつきゅう、どくりつおか)とも呼ばれる。
概要
地質学的には、周囲を断層で区切られている場合が多い。しかし、例外には並行の場合もある。例としては静岡県の龍爪山などがある。
また、海域に近い平野部にまとまって存在する山も山塊の一種である。この場合、その平野は古くは海域で山塊は島であったところが多い。例としては、岡山平野とその平野内にある各山塊(足高山や児島山塊など)がある。