山地
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山地(さんち)は、平地に対比される、大きな起伏や傾斜を持ち、複数の山からなる広い地域のことである。
分類
起伏の大きさによって、概ね以下のように分類される。
- 高山性山地
- 2,000m以上
- 中山性山地
- 1,000m程度
- 低山性山地(丘陵)
- 500m以下
日本では日本アルプスが高山性山地に当たり、日本の多くの山地は中山性山地に当たる。
また、山地のうち細長く伸びるものを山脈という。さらに、高さが比較的低いが伸びているものを高地という。
生物の分布
生物学における分布に関わる表現としては、山地とは標高1000m以上程度を示す。これは日本本土の中程では落葉樹林帯、いわゆるブナ帯にほぼ当てはまる。それより低い山のことは低山、あるいは丘陵という表現を使うのが通例である。