山ノ内駅 (広島県)
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山ノ内駅(やまのうちえき)は、広島県庄原市山内町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)芸備線の駅。
駅構造
島式ホームの片側が使われていない1面1線のホームを持つ地上駅。以前は島式1面2線のホームだったが、駅舎側の線路(旧上り線)が剥され、現在の停留所構造となっている。 便所は、男女共用の汲み取り式である。 三次鉄道部管理の無人駅で、ホームから離れた位置にある駅舎は待合所程度のものにすぎない。
駅周辺
- 山内郵便局
- 七塚原サービスエリア - 中国自動車道
- 円通寺 - 甲山城内
- 甲山城 - 備後守護代山内氏(やまのうち氏)歴代の居城
- 国道183号
- 広島県道230号山内停車場線 なぜか山ノ内ではなく、山内となっている。道路標識も山内駅と表記されている。
- 県立広島大学庄原キャンパス(徒歩約30分)
歴史
- 1924年(大正13年)9月20日 - 芸備鉄道の駅として開業[1]。
- 1933年(昭和8年)6月1日 - 芸備鉄道の一部国有化により、国有鉄道庄原線の駅となる。
- 1936年(昭和11年)10月10日 - 庄原線が三神線に編入され、当駅もその所属となる。
- 1937年(昭和12年)7月1日 - 三神線が芸備線の一部となり、当駅もその所属となる。
- 1972年(昭和47年)9月1日 - 無人駅化(簡易委託駅化)[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 2008年(平成20年)4月1日 - 簡易委託による乗車券発売を終了。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color芸備線
脚注
- ↑ 「地方鉄道駅設置」『官報』1924年10月1日(国立国会図書館デジタル化資料)
- ↑ 日本国有鉄道公示S47.9.1公198