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安藤 道紀(あんどう みちのり)は、紀伊田辺藩の第12代藩主。紀州藩主・徳川宗将の十男。
生涯
宝暦9年(1760年)12月21日、徳川宗将の十男として生まれる。幼名は益之助。初名は頼融、直矢。通称は勘解由。寛政4年(1792年)10月27日に田辺藩主安藤次猷の養子となる。
享和元年(1801年)5月9日、養父次猷が隠居したためその跡を継ぐ。藩政改革のため、養蚕御用所の設置、田辺城下の戸数、牛馬の調査などを行った。
文化5年(1808年)5月16日、家督を養子の直與に譲って隠居した。文政7年(1825年)11月16日、死去した。享年66(満64歳没)。
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