姫川駅 (北海道)
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ファイル:Himekawa station platform.jpg
スーパー北斗車内より構内を望む
姫川駅(ひめかわえき)は、北海道茅部郡森町字姫川にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線(本線)の駅。駅番号はH63。電報略号はヒメ。
歴史
ファイル:Himekawa shingojo.jpg
1976年の姫川信号場と周囲約750m範囲。右が函館方面。 国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
- 1913年(大正2年)8月1日:国有鉄道函館本線の姫川信号所として開設。
- 1922年(大正11年)4月1日:姫川信号場に改称。
- 1951年(昭和26年)5月19日?:仮乗降場として旅客取扱い開始。
- 年月日不詳:無人化。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道(JR北海道)に継承。同時に駅に昇格し、姫川駅となる。
- 1990年(平成2年)3月10日:営業キロ設定。
- 1991年(平成3年)12月24日:駅舎改築。
- 2000年(平成12年)3月11日:快速「アイリス」の下り列車(函館駅発)が廃止され、普通列車のみの停車駅となる。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、列車交換可能駅(交換駅)である。互いのホームはホーム中央の遮断機を備えた構内踏切で連絡している。この遮断機は列車接近時に自動音声のアナウンスが放送される。下り線ホームは土盛りで長く、上り線ホームはコンクリート製で短いホームとなっている[1]。ほかに安全側線を有し、1993年(平成5年)時点では上り線(駅舎側)の旭川方から転轍機の外された側線を1本有していた[2]。
森駅管理の無人駅となっているが、有人信号場時代からの駅舎が残る。駅舎は線路の北側(旭川方面に向かって右手側)に位置し、線路よりも高台にあり接している上り線ホームから階段を上る。古い建物だが一部改築されている[3]。かつては逆L字型でホームまで張り出しており、撤去された部分も背の高い基礎部分が残存する。待合室部分の隣に保線作業の事務室がある。駅舎内にトイレを有する。駅ノートあり。また駅舎隣の別棟に電気施設の建屋を有す[1]。
駅名の由来
テンプレート:節stub 当駅の所在する地名より。
駅周辺
駅からの道を0.5kmほど進むと、養蜂場と鉄のアートの工房がある[1]。
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- テンプレート:Color函館本線(本線)
脚注
関連項目
外部リンク
- 秘境駅を旅する #6 - 秘境駅を旅する - 鉄道|旅チャンネル - 旅チャンネルによる映像作品「秘境駅を旅する」の公式ページ。第6回に当駅ほかが取り上げられている。