太州会

テンプレート:Infobox Criminal Organization 太州会（たいしゅうかい^[1]）は、福岡県田川市に本部を置く暴力団。指定暴力団。構成員総数は2010年の警察庁調べでおよそ180。福岡県内を専らの活動地としている。^[2] “川筋ヤクザの保守本流”として知られてきた^[3]。

来歴

田川市内の炭鉱労働者であった太田州春が1954年テンプレート:Small頃に不良集団を集めて『太田グループ』という愚連隊を結成。この太田グループがやがて“太田組”と改称し^[4]、急速に勢力を伸ばした末に^[5]、1973年テンプレート:Smallをもって“太州会”へと改称。1991年テンプレート:Smallに田中義人が二代目を襲名した。^[4] 1993年テンプレート:Smallに暴力団対策法に基づくところの指定暴力団となった^[6]。

本部所在地は福岡県田川市大字弓削田1314-1^[7]。北九州市の工藤会、久留米市の道仁会、福岡市の福博会、大牟田市の九州誠道会と並ぶ、福岡県内に本部を置く独立指定暴力団組織5団体のうちの一つである^[8]。工藤会、道仁会、ならびに熊本会とともに四社会という親睦団体を結成している^[3]。

18歳で炭鉱の首領となったのち前身にあたる『太州商店』を設立した太田州春が初代。太州会を率いて地元他組織を相手に抗争を展開し、不可能視されていた筑豊地方一帯の覇権を実現。以降、田中義人の二代目〜大馬雷太郎の三代目〜日高博の四代目〜と代を経てきた。^[3]