天神地下街

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:商業施設

ファイル:Tenjin Chikagai Illumination 201312.jpg
クリスマス時期に施されるイルミネーション

天神地下街(てんじんちかがい)は福岡市中央区天神にある地下街[1]。福岡市内にある2つの地下街のうちの1つである(もう1つは博多駅地下街)。愛称は「てんちか」。

概要

1976年(昭和51年)9月10日開業、2005年(平成17年)の七隈線の開業に伴い、南に延長された。

第三セクター福岡地下街開発が運営[1]。九州最大の繁華街・天神渡辺通り直下(天神橋口交差点から渡辺通4丁目交差点の間)を南北に走る地下街で、1番街から12番街まである[1]。長さは約600メートル。

地下2階には計421台収容の駐車場がある。店舗面積は11,400m²、SC面積は28,000m²、テナント数は153であり、一日の歩行者通行量は約40万人であるという[1]

地下鉄天神駅天神南駅を結び、西鉄福岡(天神)駅西鉄天神バスセンターといった福岡・天神の交通拠点と接続する[1]

また、渡辺通り沿いのビルだけではなく、接続する地下通路や地下鉄駅コンコースを介して福岡市役所アクロス福岡岩田屋イムズなど周辺のビルとも行き来が可能である[1]ことから、雨の降る日や猛暑の日などは、快適に通行できるため、特に人通りが多い。住居表示は福岡市中央区天神二丁目地下1号 - 3号。

19世紀ヨーロッパをイメージしてデザインされ、南欧風の石畳の道や唐草模様の天井が特徴。かつては日本語、英語フランス語の案内アナウンスが流されていた。「劇場」というコンセプトのため、通路の照明は暗く、店舗は明るくライトアップされている。開業当初は暗いとの批判があり、照明が増設されたが、その後取り外された。独特な雰囲気は今や天神の名物であり、好評を博している。また、このデザインには老朽化をほとんど感じさせないというメリットもあった。

接続する主な建物・施設

最寄駅

関連する放送局

出典・脚注

テンプレート:脚注ヘルプ

テンプレート:Reflist
  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 テンプレート:Cite report