天塩川温泉駅
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1977年の南咲来仮乗降場(天塩川温泉に改名する以前)と周囲約500m範囲。上が稚内方面。名寄側に踏切があり、左横に待合室の屋根が白く見える。ホームは待合室と線路の間に小さく白く見えるが、残りの部分は待合室の影で判別できない。左側の道を下に向かえば、800m程で天塩川対岸の温泉に至る。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
天塩川温泉駅(てしおがわおんせんえき)は、北海道中川郡音威子府村字咲来にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線の駅である。駅番号はW59。
歴史
- 1956年(昭和31年)7月1日 - 日本国有鉄道の南咲来仮乗降場(みなみさっくるかりじょうこうじょう)として開業。旅客のみ取扱い。
- 1981年(昭和56年)7月 - 天塩川温泉仮乗降場へと改称。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道旅客鉄道に継承。同時に仮乗降場から駅へ昇格。
- 1990年(平成2年)3月10日 - 営業キロ設定。
駅構造
稚内方面に向かって左側に、簡易型の単式ホーム1面1線を有する地上駅。側に小さい待合室がある。無人駅。
駅周辺
酪農地帯である。農家1軒、廃屋数軒。牧草地が広がり、天塩川の堤防が見える。天塩川を渡って、駅からおよそ700mの所に音威子府村村営の天塩川温泉がある。