大船渡駅
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大船渡駅(おおふなとえき)は、岩手県大船渡市大船渡町字茶屋前にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)大船渡線の駅である。
歴史
- 1934年(昭和9年)9月3日 - 開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
- 1992年(平成4年)3月15日 - 簡易委託化。大船渡駅長が廃止され、盛駅長管理となる。
- 1993年(平成5年)3月 - みどりの窓口営業開始[1]。
- 2002年(平成14年) - 東北の駅百選に選定される。
- 2011年(平成23年)3月11日 - 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)により発生した津波で駅舎及び関連施設の大部分を消失[2]。
- 2013年(平成25年)3月2日 - BRTにより仮復旧。当駅 - 盛駅間のバス専用道を整備し、BRT用の駅舎の供用を開始[3]。
- 2014年(平成26年)8月5日 - 大船渡駅周辺土地区画整理事業に伴い、県道上に駅を移設[4]。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅である。2002年(平成14年)には、「こぢんまりと佇む港町散策の起点駅」として、東北の駅百選に選定された。
盛駅が管理する簡易委託駅(大船渡市委託)。2011年(平成23年)3月11日の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)により被災するまでは、出札窓口(営業時間:6時50分 - 17時10分、指定券取扱時間:8時00分 - 16時50分)を備えた駅舎があった。
震災前には駅舎の改築と駅東西間の歩道橋の設置が大船渡市の港湾開発事業として正式決定しており、2階建ての駅舎が新築される予定となっていた。
利用状況
- 2010年度の一日平均の乗車人員は46人。2013年度のBRTにおける乗車人員は46人[5]。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 一日平均乗車人員 | 備考 |
2000 | 124 | |
2001 | 112 | |
2002 | 105 | |
2003 | 105 | |
2004 | 94 | |
2005 | 78 | |
2006 | 70 | |
2007 | 69 | |
2008 | 65 | |
2009 | 52 | |
2010 | 46 | |
2011 | - | 東北地方太平洋沖地震を受け運休中 |
駅周辺
- 大船渡港
- 県道230号丸森権現堂線
- 国道45号
- 三陸自動車道(大船渡三陸道路)
- 大船渡駅前郵便局
- サンアドレス公園
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color大船渡線
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:東北の駅百選- ↑ JR時刻表1993年2・3月号
- ↑ テンプレート:Cite webテンプレート:リンク切れ
- ↑ テンプレート:PDFlink - 東日本旅客鉄道盛岡支社プレスリリース(2013年1月31日)
- ↑ テンプレート:PDFlink - 東日本旅客鉄道盛岡支社プレスリリース(2014年7月17日)
- ↑ BRT駅別乗車人員(2013年度) - 東日本旅客鉄道