大川村
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大川村(おおかわむら)は、高知県土佐郡にある村。離島を除くと、全国で最も人口が少ない村として有名である。
目次
地理
高知県の北部に位置し、北側は愛媛県に接している。
- 山:
- 河川: 吉野川
- 湖沼:
隣接している自治体
歴史
1977年完成の早明浦ダムにより、村役場を含め村の大部分が水没したことで有名である。ピーク時に約4,000人いた人口は白滝鉱山の閉鎖、ダム完成による集落の水没などがあり、約500人まで落ち込んだ。2005年(平成17年)11月27日に、日本の離島以外の市町村の中で最も人口が少ない村となった。[1]
行政
- 村長: 和田知士(2011年12月11日から)
- 元村長
- 岩﨑敬太郎(1994年3月1日から2002年2月28日まで、2010年3月1日から2011年11月30日)
- 合田司郎(2002年3月1日から2010年2月28日)
経済
特産品は大川黒牛、土佐はちきん地鶏、お茶など。毎年11月3日には謝肉祭(大川黒牛のバーベキュー)が開催されている。
産業
姉妹都市・提携都市
地域
人口
教育
- 中学校
- 大川村立大川中学校
- 小学校
- 大川村立大川小学校
交通
路線バス
道路
- 高速道路
- 村内にあるインターチェンジ: なし
- 最寄りインターチェンジは高知自動車道大豊インターチェンジ。
- 一般国道
- 村内を走る一般国道: なし
- 都道府県道
- 村内を走る県道
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 早明浦ダム
- 四国四県の水源地として知られる貯水池で、1977年に完成。この際、村の主要な集落が水没した。ダム渇水時には水没した旧村役場庁舎が湖底から姿を現すが、その旧庁舎は抗議の意思を表すために、あえて水没地に建てられたものである。そして今では水不足時の貯水量の1つの目安として役立っている。
- 小金の滝
- 妃ヶ淵
- 大北川渓谷
- 自然王国「白滝の里」
- 教育・観光レクリエーション施設。閉山した白滝鉱山跡に建設された。5月に白滝ふるさと祭り、11月3日に謝肉祭(特産品の大川黒牛バーベキュー)、夏休み期にふるさと短期留学(キャンプ)、冬休み期にお山のガキ大将(宿泊学習)などの行事が開催されている。
- 木星館
郵便番号
郵便番号は以下の通りとなっている。
- 森郵便局(土佐町): 781-34xx、781-33xx、781-35xx、781-37xx