夜空ノムコウ

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テンプレート:複数の問題 テンプレート:Infobox Single夜空ノムコウ」(よぞらのむこう)は、SMAPの27作目のシングル曲。1998年1月14日ビクターエンタテインメントから発売された。

概要

SMAP初のミリオンセラーシングル(オリコンプラネットチャート・出荷ベース共に)。

のちに作詞者のスガシカオや作曲者の川村結花らのセルフカバーを始め、多くの歌手によってカバーもされている。

本作のPVは、歩道橋の上でメンバーが寒空の中歌うというもの。

「夜空ノムコウ」とは逆にカップリングの「リンゴジュース」は『SMAP×SMAP』ではおろか、ライブでも歌われていない。しかし、スガシカオのセルフカバーバージョンは「夜空ノムコウ」よりも早くにリリースされている。

同曲は2002年4月から中学2 - 3年生の音楽の教科書に掲載された。

2011年には中国語バージョンとして「夜空的彼岸」というタイトルで中国限定リリースされた。

2012年に開催された「GIFT of SMAP -CONCERT TOUR'2012-」にはアレンジを加えたラップバージョンが披露された。

スガシカオとの関係

「夜空ノムコウ」の作詞を依頼されたスガは、締切当日までその依頼をすっかり忘れており、締切日に札幌での仕事に向かう途中の羽田空港のロビーにてマネージャーに指摘されて思い出したという。そのためスガは札幌に向かう飛行機の機内とホテルの部屋で慌てて作詞を行う羽目になった。

スガがSMAPのリリースから3年もセルフカヴァーを拒んだのには、SMAPに義理立てがあり、頼まれたから作っただけということで、スガは公の場で「夜空ノムコウ」の歌唱を行わず、ライブでも一切歌うことはなかった。しかし、教科書掲載や卒業式での楽曲使用、さまざまなカヴァーバージョンが出てきたことで「スタンダード」となった事を受けて自ら歌うことを決意。スガ自身はもはや「自分の曲」という印象はさらさらなく、他人の曲をアレンジするスタンスで挑んだという。また、現在においても、SMAPのこの曲を愛して誰かに伝えようとする心意気には敵わないと認めている。

収録曲

  1. 夜空ノムコウ
    • 作詞:スガシカオ 作曲:川村結花 編曲:CHOKKAKU
    • 後に作曲者の川村結花がセルフカバーをしており、同年9月9日にシングルとしてリリースされている。2001年には作詞のスガもアルバム『Sugarless』でセルフカバーしている。
  2. リンゴジュース
    • 作詞・作曲:スガシカオ 編曲:CHOKKAKU
    • スガシカオの提供。こちらは作曲も担当。スガのアルバム『FAMILY』でセルフカバーしている。
  3. 夜空ノムコウ(music track)
  4. リンゴジュース(music track)

カバー

脚注

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テンプレート:SMAP テンプレート:スガシカオ テンプレート:オリコン月間シングルチャート第1位 1990年代後半 テンプレート:オリコン週間シングルチャート第1位 1998年 テンプレート:Single-stub