増田こうすけ
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増田こうすけ(ますだ こうすけ、1976年6月2日 - )は、日本の漫画家。A型。身長183cm。愛知県生まれ三重県育ち。
1999年(平成11年)、「月刊少年ジャンプ」(集英社)5月号掲載の『夢 -赤壁の戦い-』(1998年第49回赤塚賞で準入選、当時は「増田耕助」名義)でデビュー。「月刊少年ジャンプ」で『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』を連載。「月刊少年ジャンプ」休刊に伴い新雑誌「ジャンプスクエア」へ移籍する。
概要
『ギャグマンガ日和』に関して、連載初期は打ち切りが気がかりであったと、増田は単行本においても語っているが(雑誌の最後の方に載る事が多いため。本当はさだかではない)、徐々に人気が膨らみ現在に至る。
作品には短編が多い。代表作である『ギャグマンガ日和』はアニメ化もされている。『ギャグマンガ日和』では、聖徳太子、小野妹子、松尾芭蕉、河合曽良などの歴史上の人物が、増田によって独自にアレンジをされ、人間味を持って登場する。また、作品の流れと関係のなさそうなキャラクターが紛れ込むのも特徴である。
「週刊少年ジャンプ」2007年39号でうすた京介とのコラボでうすたが『ギャグマンガ日和』、増田が『ピューと吹く!ジャガー』をそれぞれ書いている。ちなみにうすた京介はしりあがり寿とのギャグマンガ対談で増田をおもしろいと思う漫画家人のうちの一人にあげている。同じギャグマンガでありながら自分にはまったく描けないタイプの漫画であると述べ、赤塚賞で増田の投稿作品を見た時から注目していたことを明かした。「この人の本が出たら買う」というコメントをつけ日和の単行本の帯になった事もある。2011年~2012年現在、ジャンプ改で「ギリシャ神話劇場 神々と人々の日々」を連載している。なおギリシャ神話劇場においては日和と異なり現在までトーン、定規を使用しての作画がみられない。(枠線以外)
エピソード
- サウスポーであるが、箸は右手の方がやや使いやすいと発言している。
- 都会が嫌い。田舎大好き。
- 動物好きで、特に猫を飼っているため作中にもよく猫が登場する。
- 好きな言葉は「もう知らん」。嫌いな言葉は「ラブラブ」。
- バイキングが大好き。
- 音楽はデスメタル・グラインドコアのバンドであるCarcassやAxCx、またGuns N' RosesやRadioheadやマキシマムザホルモンなどを愛聴している。
- 上記の過去に手がけた作品には、歴史上の人物のパロディが多いが、別に歴史は好きでも嫌いでもない。また、サッカーの話やガンダムのパロディもしばしば見られ、これらに対する造詣も深い。
- ジブリ好きを公言しており、「一にジブリ、二にジブリ。三、四がなくて、五にはやお」と発言した。
- ジャンプ・コミックス『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』巻の6・7・8・10(10巻は幼少期)のそでにて、自身の写真を掲載した。
- 小学生の頃、なんとなく鉛筆の削りかす(自動鉛筆削り機から出る細かなもの)を集めていたが、面識のない上級生からそのことを問われた際、集めていたことが急に恥ずかしくなって「あれでロボットを作る」と言ってしまい、それ以降集めるのをやめた。
- HUNTER×HUNTERを愛読しているらしく、ファンブックにて「早くHUNTER×HUNTERの続きが読みたい」と語った。
- 小学生の頃、学校の帰りに友達と川辺に行き何を思ったか向こう岸にランドセルを投げてランドセルを川に落とした。
作品
- 増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和
- ギリシャ神話劇場 神々と人々の日々
- JUMPX/ジャンプ改(集英社)、2011年6月、創刊号
関連項目
- 赤塚賞 - 第48回(1998年)では『巨大合体鋼鉄戦士イカンダー』で佳作を受賞している。
- 第49回(1998年)では『夢 -赤壁の戦い-』 で準入選を受賞している。