土岐南多治見インターチェンジ
テンプレート:高速道路施設 土岐南多治見インターチェンジ(ときみなみたじみインターチェンジ)は、岐阜県土岐市にある東海環状自動車道のインターチェンジである。
歴史
道路
- 東海環状自動車道(7番)
料金所
- ブース数:6
入口
- ブース数:2
- ETC・一般:1
- 一般:1
出口
- ブース数:4
- ETC専用:1
- 一般:3
接続する道路
周辺
- 土岐プラズマリサーチパーク
- 国立大学法人総合研究大学院大学物理科学研究科
- 文部科学省核融合科学研究所
- 土岐プレミアム・アウトレット
- 土岐市総合公園
- 陶史の森
- 下石窯元館
- とっくり村
- 山神温泉
- 土岐市役所
- 土岐市文化プラザ
- 土岐市立総合病院
- 岐阜県立土岐商業高等学校
- 岐阜県立土岐紅陵高等学校
- 土岐市立土岐津中学校
- 土岐市立西陵中学校
- 土岐市立土岐津小学校
- 土岐市立下石小学校
IC名を巡る騒動
設置場所は土岐市土岐津町土岐口で、多治見市の市境から3.5km離れており、計画当初から「土岐南IC」という仮称であった。市民にも浸透していたこともあり、日本道路公団より土岐市に2004年(平成16年)4月ごろに正式に土岐南ICとすると打診があり土岐市も承諾した。
しかし、土岐市・多治見市などを含む東濃西部三市一町では合併計画があった(2004年1月に合併計画は破綻)ため、ICの名称はその新市名にする思いがあった多治見市と多治見市政財界は「東濃のランドマークは多治見」であると主張。土岐多治見ICとするよう運動を始め、2004年9月ころより活発になり、多治見市長や当時の多治見商工会議所会頭らが土岐市長にICの名称に「多治見」を入れるよう要望したが、市民感情やこれまでの経緯を踏まえた土岐市側はそれを受け入れなかった。
そこで多治見市側は、梶原拓知事(当時)に直談判し、2004年9月の岐阜県議会で取り上げてもらい、岐阜県と東濃西部三市一町で会議が開かれた。岐阜県は「土岐多治見」とする案を、土岐市は「土岐南」を提示した。東海環状自動車道の事業が始まって長期間に渡る土地の無償貸与、また旧土岐郡笠原町を通過するトンネルの残土処理を市有地で受け入れるなどの建設協力してきた土岐市の猛反発があったが、岐阜県は「土岐南多治見」とする折衝案を日本道路公団に通告し、2004年12月に公団は「土岐南多治見」と正式決定した[1]。
2014年現在、土岐南多治見ICから直接、多治見市へ乗り入れる一般道はない[2]。
高速道路情報、道路情報板では簡略して「土岐南」と表示されている。当初、一般道における当インターチェンジへの案内板表示は他のインターチェンジと異なり、「土岐南多治見」というインターチェンジ名称が記述されず「東海環状道」という路線名称だけであった。現在も、インターチェンジ入口のみに「土岐南多治見」と記述された案内板表示があるだけである。
隣
脚注
- ↑ 当時、インター名称に対する土岐市の怒りがテレビ、新聞など地元マスコミにも取り上げられた。
- ↑ インターチェンジと同時に整備が進められている岐阜県道382号土岐南多治見インター線を走行した後、国道19号などで間接的に多治見市に乗り入れる形となる。