国際広報メディア研究科
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
国際広報メディア研究科(こくさいこうほうめでぃあけんきゅうか)は、かつて北海道大学大学院に設置されていた研究科の一つである。
概要
学部を持たない独立研究科として2000年に設置された。修士課程と博士課程(2002年設置)から構成され、「国際化・高度情報化社会の要請に応える、新しい国際ジャーナリスト、国際広報専門家、言語と文化のナビゲータを要請する」ことを目的としていた。
国際広報メディア専攻の中に、国際ジャーナリズム論と国際広報論を柱とする2つの基幹講座(公共伝達論講座、国際広報論)と、4つの協力講座(国際地域文化論講座、言語伝達論講座、日本言語文化論講座、マルチメディア表現論講座)から構成されており、ほかに野村総合研究所との連携講座(国際広報戦略論)などが設けられており、新聞社や広告代理店などによる特別講座も数多く実施されていた。
2007年4月2日より、研究組織「メディア・コミュニケーション研究院」と教育組織「国際広報メディア・観光学院」へ移行し、同時に、観光創造専攻が新設された。
なお、学部レベルであるが類似の分野を学べる組織として、東海大学文学部に広報メディア学科がある。