国道488号
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国道488号(こくどう488ごう)は、島根県益田市から広島県廿日市市に至る一般国道である。
目次
概要
起点から島根県益田市匹見の区間は一部未改良区間を残すものの大半は改良済み。それより先は未改良区間が多く島根県益田市匹見(島根県道307号波佐匹見線交点)から広島県廿日市市吉和(国道186号交点)の約25Km区間と、広島県廿日市市吉和のもみのき森林公園前から広島県広島市佐伯区湯来町本多田の約8Km区間は、落石、倒木、路肩崩落が多い上、路面状態が悪く凹凸が多数ある。
またガードレール、カーブミラーが設置されていない峡谷の断崖絶壁の上を普通車が何とか通り抜けられる程の幅しかない区間が続くので3t車以上の通行は事実上不可能であるばかりか、普通車同士がすれ違う際も困難である。また、かつて島根県側で転落死亡事故も発生している。なお、島根県と広島県の県境の三坂峠は標高960mと中国地方の国道の中では、最も標高が高いため霧の発生や季節によっては積雪、凍結もある。(冬期は全面通行止)
なお、広島県側の三坂八郎林道から広島県廿日市市吉和の国道186号交点までの区間は、林業関係者のトラックやダンプなどの大型車の通行が多い。 広島県広島市佐伯区湯来町本多田から先は湯来ロッジあたりまで未改良の区間が続き、それから先は湯来出張所前交差点まで改良済みの区間を進み国道433号と重複する。
路線データ
- 陸上距離:109.7km
- 起点:島根県益田市(横田町交差点 = 国道9号(国道187号重複)交点)
- 終点:広島県廿日市市(上平良交差点 = 国道2号交点)
- 指定区間:なし
- 通行規制:最大幅2m
- 島根県益田市匹見町山根上(匹見レストパーク前) - 広島県廿日市市吉和(国道186号交点)
- 異常気象時通行規制、冬季閉鎖(12月15日 - 3月15日)区間:
- 島根県益田市匹見町山根上(匹見レストパーク前) - 広島県廿日市市吉和(国道186号交点)
- 広島県廿日市市吉和東山(もみのき森林公園前) - 広島県広島市佐伯区本多田(広島県道293号本多田佐伯線交点)
歴史
- 1993年:島根県道・広島県道4号益田廿日市線から国道へ昇格。
路線状況
重複区間
バイパス
- 東山バイパス
- 長沢バイパス
- 白岩拡幅
地理
通過する自治体
交差する道路
- 国道9号(益田市)
- 島根県道54号益田澄川線(益田市)
- 島根県道42号吉賀匹見線(益田市)
- 島根県道307号波佐匹見線(益田市)
- 十方山林道(廿日市市)
- 大向長者原林道(廿日市市)
- 三坂八郎林道(廿日市市)
- 国道186号(廿日市市)
- 国道433号(広島市)
- 広島県道41号五日市筒賀線(広島市)
- 国道2号(廿日市市)
なお、国道186号との重複区間が終了する交差点のすぐそばに中国自動車道吉和ICがある
名所・旧跡・観光地
峠
- 三坂峠
- 七曲峠
参考文献
- 酷道を走る ISBN 9784883927029