善悪二元論(ぜんあくにげんろん)とは、世の中の事象を善と悪の二つに分類する事で世界を解釈する認識法。最後までそのどちらが勝利するか不定というのが完全基本原理。しかしゾロアスター教やキリスト教では、善神が勝つとされるので究極的には一元論だと言える。ニーチェは善悪の彼岸を提唱し、キリスト教における善神勝利一元論に即した善悪の二元論を批判した。