唐崎神社
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唐崎神社(からさきじんじゃ)は、滋賀県大津市にある神社。日吉大社の摂社の一つである。琵琶湖西岸に位置し、境内は滋賀県指定史跡になっている。
祭神
女別当命(わけすきひめのみこと)を祀る。
由緒
日吉大社の社伝によれば、舒明天皇6年(633年)、琴御館宇志丸宿禰がこの地に居住し「唐崎」と名附けたといい、祭神はその宇志丸宿禰の妻とされる。当社は持統天皇11年(697年)に創建されたと伝えられ、かつては「女別当社」と呼ばれ、婦人病に霊験ありとして広く信仰を集めた。
境内には、宇志丸宿禰が植えたのに始まるとされる「唐崎の松」がある。境内から琵琶湖を背景に唐崎の松を描いた歌川広重の「唐崎の夜雨」で知られており、近江八景に選ばれている。宇志丸宿禰が植えた初代の松は天正9年(1581年)に大風で倒れ、天正19年(1591年)、大津城主だった新庄直頼の弟・新庄直忠が2代目の松を植えた。2代目も大正10年(1921年)に枯れ、現在のものは3代目である。
外部リンク
- 摂社唐崎神社(日吉大社)テンプレート:Asbox