厚木インターチェンジ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:出典の明記 テンプレート:Otheruseslist テンプレート:高速道路施設
厚木インターチェンジ(あつぎインターチェンジ)は、神奈川県厚木市にある東名高速道路のインターチェンジである。東名高速道路と小田原厚木道路とのジャンクションを兼ねている。
起点の東京ICから35kmのところにある。東京ICから当ICまでの区間は「大都市近郊区間」に設定されている。
道路
- 東名高速道路(5番)
接続する道路
- 厚木ICは東名高速道路とこれらの道路が連絡しているため、交通量が多く渋滞の名所ともいえる。国道129号線へのランプは出口付近に信号があるため、特に混雑しやすい。
料金所
- ブース数 : 21
入口
- ブース数 : 7
- ETC専用 : 4
- 一般 : 3
出口
- ブース数 : 14
- ETC専用 : 4
- 一般 : 8
- 休止中 : 2
歴史
- 1969年(昭和44年)6月10日 - 開設(当初は厚木BSを併設)。
- 1993年(平成5年)10月12日 - 併設の厚木BSを廃止(厚木BSは、1995年(平成7年)4月1日に1.7km小牧IC寄りに移転開設)。
周辺
隣
その他
- かつての東名高速は、上下線とも名古屋方面はここから片側2車線であったが、渋滞が頻発したため1995年に大井松田ICまで片側3車線の区間を拡幅した[1]。
- 厚木ICでは、小田原厚木道路と一般道路間相互の通行はできないため、厚木西ICなどを利用する。
- 国道129号平塚方面からの入路は、小田原厚木道路の下で相模原方面への出路をトンネルでくぐる立体交差となっている。以前は、写真のように平塚方面からの入路と相模原方面への出路が一旦合流し分岐する構造(昔の大月IC下り線と同様)であった。
- 厚木ICと圏央道に接続する海老名JCTとの間では、本線に並行した「圏央道専用連絡路」と称する集散路が設置されている。これは厚木ICと海老名JCTとの間が1kmほどしかないため、東名本線への合流・分流を分散し事故や渋滞を減らそうとする工夫のひとつである。このため厚木IC及び静岡方面~海老名JCT~圏央道と利用する場合は、厚木IC~海老名JCTにおいて本線ではなく専用連絡路を通行することになる。この専用連絡路は海老名JCTの一部である。
- 小泉今日子の2003年発売のアルバムのタイトルは「厚木I.C.」である。
- 2009年3月より開始したETCによる休日特別割引では、東名高速道路における地方部区間の東京側最東地点である。
脚注
- ↑ 大井松田IC~御殿場IC間は山間部で橋梁・長径トンネルが集中していたため、上り線は3車線の道を別の場所に新設して、下り線は旧上り線も下り線に改築して2ルート制にするという特殊な拡幅方式が取られた。足柄SA~駒門PAの上下線は前述の新上り線開通にあわせて1991年に片側3車線に拡幅された。