南山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:Infobox

ファイル:Namsan and Seoul TV tower.jpg
南山とテレビタワー

南山(ナムサン)は、大韓民国首都ソウル特別市の旧市街の南に位置する海抜262メートルの

南山ケーブルカーで頂上まで登れる。また、階段もあり、徒歩で登ると途中の見晴台から市内を望むことができる。

この南山とかかわる諺には“南山から石を転げると、きっと金氏の家でなければ李氏の家に入る”-その分金氏と李氏の氏名が韓国人に多いとのことだ。

施設

頂上にはNソウルタワーが建ち、ソウル市内・周辺向けのテレビ・FMラジオ放送は、ここから送信されている。

南山は、たびたび韓国の政治的舞台として現れる。朴正煕政権下の中央情報部(KCIA、現・国家情報院)は、その所在地から南山と通称された。また、北朝鮮による日本人拉致のための乱数放送のオープニングにも使われた歌曲は、「南山の青い松」であった。

日本統治時代には南山の中腹に官幣大社朝鮮神宮が建てられ、独立後はその跡地付近に金九銅像安重根義士記念館が建てられた。南山には他に国幣小社京城神社京城護国神社があった。

外部リンク

テンプレート:Sister テンプレート:Korea-stub テンプレート:Coord