北秋田市立合川高等学校
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北秋田市立合川高等学校(きたあきたしりつ あいかわこうとうがっこう)は、2011年3月まで秋田県北秋田市下杉に存在した公立高等学校。2011年4月に秋田県立秋田北鷹高等学校へ統合し、廃校になった。
概要
開校当初は学校法人秋田短期大学(現・学校法人ノースアジア大学)が設置し、秋田短期大学附属合川高等学校という校名で私立として創立。後に、北秋田郡5町村で構成される組合に移管し組合立となった後、市町村合併及び同市に合併しなかった1村が組合を脱退したことで北秋田市に移管された。
秋田県内で、このような形での組合立の学校は秋田公立美術工芸短期大学、秋田公立美術工芸短期大学附属高等学院があり、ほかには市町村合併で組合立ではなくなった潟上市立羽城中学校などがあった。
校訓「自立・友愛・創造」。献血で厚生大臣賞を受賞したことがある。
フェンシング部が全国レベル。
設置科
交通
歴史
- 1962年4月 - 「秋田短期大学附属合川高等学校」として開校。この時は私立高校。
- 1964年1月 - 法人名変更に先立ち、「秋田経済大学附属合川高等学校」に改称。なお、秋田経済大学(現・ノースアジア大学)の開学および法人名変更は、後の1964年4月となる。
- 1972年4月 - 「秋田県公立合川高等学校」に改称し、公立高校(北秋田郡鷹巣町・合川町・森吉町・阿仁町・上小阿仁村の5町村による組合立に移管)となる。商業科を設置。
- 1995年4月 - 介護福祉科を設置。
- 1998年4月 - 商業科を情報ビジネス科に改称。
- 2005年3月 - 「北秋田市立合川高等学校」に改称(組合立を構成する5町村のうち4町が合併で北秋田市に、同時に上小阿仁村が組合から脱退したため)
- 2011年3月 - 北秋田市から秋田県に移管。その上で、秋田県立鷹巣農林高等学校・秋田県立鷹巣高等学校・秋田県立米内沢高等学校と統合し、4月に『秋田県立秋田北鷹高等学校』を鷹巣農林高校敷地およびその周辺に開校。
部活動
- 運動部
- 野球部、柔道部、バスケットボール部(男子)、バスケットボール部(女子)、バレーボール部(女子)、ソフトテニス部(男子)、ソフトテニス部(女子)、バドミントン部、卓球部、フェンシング部、陸上部
- 文化部
- 吹奏楽部、将棋同好会