出雲大東駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
出雲大東駅(いずもだいとうえき)は、島根県雲南市大東町飯田[1]にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)木次線の駅である。
駅構造
備後落合方面に向かって左側に単式ホーム1面1線を有する地上駅(停留所)。かつては島式ホーム1面2線を有する構造であったが、片側の1線が撤去された。駅周辺の整備事業の一環として木造駅舎が撤去され、2007年(平成19年)9月に新駅舎供用を開始した。[2]新駅舎には、雲南市の特産品販売所やパソコン教室が併設されている。待合室も広くなり、市民の憩いの場となっている[3]。なお、撤去された線路跡は新駅舎供用開始に伴い埋められている。木次鉄道部管理の簡易委託駅で、POS端末設置。[4] 出雲大東駅は駅管理組合が指定管理組合となっている。[5][6] また、市民ふれあい交流事業として「ふれあい祭り」を開催している[7]。祭りは年数回不定期で開催され、市場とミニコンサートで賑わっている。市場には主に地域のお店・「うんなん屋」登録店が並び、地域活性化を図っている。
駅周辺
- 出雲大東郵便局
- 大東税務署
- 大東駅前簡易郵便局
- 雲南市立病院
- 島根県立大東高等学校
- 駅で学ぶパソコン教室 @(あっと)ステーション
バス路線
利用状況
1日平均の乗車人員は187人である(2011年度)。2004年度は221人、1994年度は334人、1984年度は396人だった。近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1999 | 285 |
2000 | 296 |
2001 | 297 |
2002 | 252 |
2003 | 221 |
2004 | 221 |
2005 | 199 |
2006 | 202 |
2007 | 187 |
2008 | 198 |
2009 | 187 |
2010 | 185 |
2011 | 187 |
歴史
- 1916年(大正5年)10月11日 - 簸上鉄道開業時に、同線の大東町駅として設置。
- 1934年(昭和9年)8月1日 - 簸上鉄道が国有化され木次線に編入。同時に出雲大東駅に改称。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道の駅となる。
- 1990年(平成2年)
- 2007年(平成19年)9月28日 - 新駅舎の供用を開始。[5]
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color木次線
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
- ↑ 出雲大東駅(JR西日本)
- ↑ 全国鉄道事情大研究中国編②、川島令三、草思社、2009、P242
- ↑ 雲南市・飯南町事務組合 2008年1月23日の項目
- ↑ 全国鉄道事情大研究中国編②、川島令三、草思社、2009、P242
- ↑ 5.0 5.1 市報うんなん 2007年11月号 page4
- ↑ 指定管理者を指定している施設より
- ↑ みんなの町の情報サイト◎うんなん屋◎
- ↑ 『JR気動車客車編成表』90年版 ジェー・アール・アール 1990年 ISBN 4-88283-111-2