東北公益文科大学

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テンプレート:Infobox 東北公益文科大学(とうほくこうえきぶんかだいがく、テンプレート:Lang-en)は、山形県酒田市飯森山3-5-1に本部を置く日本私立大学である。2001年に設置された。大学の略称は公益大(こうえきだい)、公文大(こうぶんだい)。

山形県と庄内14市町村(酒田市八幡町[注 1]平田町[注 1]松山町[注 1]余目町[注 2]立川町[注 2]遊佐町三川町鶴岡市藤島町[注 3]羽黒町[注 3]櫛引町[注 3]朝日村[注 3]温海町[注 3])が設置費用を負担し、学校法人東北公益文科大学が運営する。

設置時より慶應義塾大学の支援・提携関係があり、公私協力方式での運営を行っている。

沿革

  • 2001年(平成13年) 東北公益文科大学が設立され、公益学部を設置。
  • 2005年(平成17年) 大学院公益学研究科公益学専攻(修士課程)を設置。
  • 2006年(平成18年) 東北公益文科大学公益総合研究所を設置。
  • 2007年(平成19年) 大学院公益学研究科公益学研究専攻(博士後期課程)を設置。

基礎データ

所在地

  • 酒田キャンパス(学部、酒田市公益ホール併設)(山形県酒田市)
  • 鶴岡キャンパス(大学院、慶應義塾大学先端生命科学研究所併設)(山形県鶴岡市)

特色

  • 東北公益文科大学は日本で唯一の公益学の教育・研究を行う大学である。
  • 公益とは自分自身の利益にとどまらない有用性を意味し、公益学は公益をテーマに研究・実践する学問と位置づけられている。公益に関わり、また、公益の視点に立って見直されるべき研究対象は経済行政財政経営管理、国際協力、教育福祉医療、環境保全など多岐にわたり、公益学部はいわゆる学際的・総合的学問を学べる学部であるといえる。
  • 公益政策の先駆的存在であるニュージーランドを総合的・専門的に研究する日本初の研究機関「ニュージーランド研究所」を設置している。
  • 公益学部公益学科のみの単科大学であるが、「政策マネジメント」「社会福祉」「地域共創」「環境サイエンス」の4コースがある。
  • 専門職・専門能力講座が充実しており、公務員養成や社会福祉士養成に力を入れている。
  • 自宅通学ができない1年生の多くは、大学に隣接するドミトリー(学生寮)に居住し、共同生活を行っている。
  • 大学構内には門や塀が無い。図書館や食堂は市民に開放されており、誰でも自由に利用することができる。ただし、研究室や教室はセキュリティが厳重で、IDカード(学生証)が無ければ入れない。
  • 卒業の際に与えられる学位は「学士(公益学)」である。

慶應義塾との関係

東北公益文科大学は慶應義塾大学先端生命科学研究所致道ライブラリーと提携して鶴岡市に鶴岡タウンキャンパスを形成している。致道ライブラリーは鶴岡市と東北公益文科大学、慶應義塾の三者が共同で管理運営する図書館である。この鶴岡タウンキャンパスに2005年設置された東北公益文科大学大学院は先端生命科学研究所との密な交流・共同研究が行われている。

教育および研究

組織

学部

  • 公益学部
    • 公益学科
      • 政策マネジメントコース
      • 地域共創コース
      • 社会福祉コース
      • 環境サイエンスコース

大学院

  • 公益学研究科
    • 公益学専攻(修士課程)
    • 公益学研究専攻(博士後期課程)

研究所

  • ニュージーランド研究所
  • 公益総合研究所

他大学との協定

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教職員

関連項目

その他の特記事項

  • 学業特待入試制度を実施しており、成績が優秀な者は授業料が全額もしくは半額免除となる。
  • 2010年度の女子学生の就職率は100%であった(2012年パンフレットによる)。
  • 2010年度の社会福祉士合格率は、東北内の通学制大学第4位(40.6%)であった。
  • 2011年度の社会福祉士合格率は、学校別では東北内私立大学の第1位(13校中)、公立も含む東北全体で第3位(34.5%)であった[1]

脚注

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注釈

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出典

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外部リンク

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  1. 荘内日報 2012年4月3日朝刊